【青春18切符の旅】2019完結編!いざ信州へ!
皆様こんにちは。Konpeiでございます。
今年の夏もあっという間に終わってしまいました。ただ10月になる現在も暑いし台風はやって来るしで、終わっていない感じがしますが。
ご存知の通り(?)このブログは私個人のための旅行記録的なもので、熱狂的当ブログファンの方はいらっしゃらないかと思いますが、何か忘れちゃいませんでしょうか??
はい、「青春18きっぷ」です。以前に松江まで行った様子を紹介しましたが、9月時点であと2日分残っています。これを9/10までに使い切らなければ、切符を購入した意味は皆無に等しいのです。
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そんな中、私にはこの切符を使って行ってみたい場所がありました。それはどこかと言いますと、長野にある姨捨駅。日本三大車窓の1つとされ、眼下には善光寺平や棚田の風景が広がります。
ということで使用期限前最後の週末である9月6日金曜日、有休を取って旅を敢行することにしました。当日の行程表はこちら。
全体的に見て乗り換え時間に余裕がありません。中でも、米原と大垣では2分や3分で乗り換えなければなりません。また、大垣は乗り換える人の多さが半端じゃないと噂で聞いていましたので、かなりビビっていました。
旅は新大阪からスタート。6:37発の電車に乗りますが、一本乗り逃すだけで長野への到着は2時間近く伸びてしまいます。そのため余裕を持って新大阪に到着、予定通り新快速に乗り込みます。
しかし、待っていたのは通勤・通学ラッシュという名の地獄でした。私は阪急で通勤していますが、それが可愛く見えてくるレベルでした。「京都でいっぱい降りるやろ」とたかをくくっていましたが、京都から滋賀エリアへ通勤する方々が多く乗り込んできたのです。
結局薬局、終点の米原まで立ちっぱなしでした。米原で乗り換えですが、幸いにも降りたホームに次の電車が止まっていました。しかし、この電車にも座ることができません。立ちながらチーズ蒸しパンをかじる始末。もはや笑いすら出てきます。
米原から30分、「激戦地」大垣に到着です。次の電車は階段を上って降りたところのホームに停まっています。しかも電車は少々遅れて大垣に到着し、ホームは人でごった返しています。出発の時間は過ぎ、早くも計画崩壊の危機!
しかし、次に乗る新快速が空気を読んで時間調整をしてくれたのでしょうか、4分遅れで大垣を出発。しかし、この電車にも座れず悶絶しながら岐阜に到着。
ここから多治見行きの電車に乗車。ラッシュ時間も峠を越えたのかこの電車はガッラガラ、久しぶりに座ることができました。新大阪〜岐阜を立ちっぱなしで移動した人はなかなかいないでしょう。めでたく新記録樹立です。
美濃太田では停車時間が20分もあったので、休憩も兼ねて途中下車。
休憩を終えて多治見で下車。その後は瑞浪行きの快速、瑞浪で中津川行きの快速に乗車して中津川に到着。昼ごはんの買い出しをして、次の電車に乗ります。
↑多治見行きの電車から木曽川をパシャり。
次の電車ですが、12時ちょうど発の普通松本行き。ほとんどの方は特急しなので移動されると思いますが、ここからわざわざ2時間半近くかけて松本へ向かいます。座れたはいいのですが、満席だったので通路側。車内で昼食を済ませます。
↑こんなおにぎり、大阪ではまず見かけません。ちょっとしたお弁当です。
この区間の景色は結構好きなんですが、通路側だったのが悔やまれます。音楽を聴こうにもイヤホンを忘れる痛恨のミスを犯したので、ただただ時間だけが過ぎていきます…
そして、なんやかんやで終点の松本に到着。ここから40分ほど電車に揺られて、ついに第1の目的地である姨捨駅に到着です。
青い空、白い雲、そして眼下に広がる善光寺平と棚田。皆さんにも一度生で見ていただきたいものです。都会では見ることのできない緑一杯の風景ですので、何時間でも見ていられます。
駅に降り立った時、銃声が鳴り響いていたのでクマと間違えて撃たれるかと思いましたが、そんなことはどうでもよくなるぐらいの絶景でした。
ホームから見える風景に目がいきがちですが、駅の様子はと言いますとかなり綺麗に作られています。これで無人駅なので驚きです。2010年にリニューアルされ、1934年当時の駅舎を再現したそうです。絶景にマッチした雰囲気の駅舎だと思います。
また、ホーム上には松尾芭蕉の句碑があって、俳句の投函箱も設置されていますので、姨捨の風景で一句詠みたい方はどうぞ。
1時間ほど滞在し、やって来た長野行きの電車に乗り込みます。30分しないうちに本日の最終目的地、長野に到着です。予定通り、16時50分の到着でした。
早起きでかなり疲れていましたが、「長野まで来たならば善光寺には行かんとあかんやろ」という謎の使命感に駆られ、ホテルにチェックインしてから長野電鉄で善光寺下駅へ向かいます。そこから15分ほど歩くと善光寺に到着。
夕方の時間で人もまばらで本堂も閉まる直前でしたが、住職と思しき方のご厚意で本堂の中にも入れていただきました。中の撮影はできませんでしたが、「びんずる尊者」という像があります。お話によると、自分の患部と同じところを触れると病気や怪我が治るとされています。親知らずの治療が控えているので頬と、頭が悪いので頭をすり減るぐらい撫でました。後者はもはや病気でもなんでもない。
短い時間でしたが善光寺を後にし、長野駅方面まで戻って晩ご飯です。
↑長野といえば、そばは外せないですよね。
この日の移動経路および距離です。
今回はここまでです。次の日はかなりクレイジーな経路で大阪に戻ります。お楽しみに。
では、ごきげんよう!
↓次回