【過酷】香嵐渓へ紅葉を見に行った話+α
皆さんこんにちは。Konpeiでございます。
紅葉シーズンもピークを迎え、各地で賑わいを見せていると思います。そんな中、私も先日(11/23、土曜日)愛知県豊田市にある香嵐渓に行ってきました。前々より紅葉の名所として知られているので、一度行ってみたいと思い行ってきたのですが、ピーク真っ只中ということで想像以上に過酷な旅でした(笑)
単発なので、比較的手短にやります。宜しくお願いします。
名鉄のパノラマカーに初乗車
まずは新大阪から新幹線に乗り、名古屋を目指します。7:40発ののぞみに乗車。
50分ほどで名古屋に到着し、名鉄に乗り換えます。豊橋行きの快速特急に乗って東岡崎まで行くのですが、展望車付きの「パノラマスーパー」が来るそう。なんと先頭2列目の席を取ることができました。
(入線中の様子を撮ったので、方向幕がブレてしまいました)
名鉄の特急には何度か乗ったことはありますが、パノラマスーパー、そして展望席に座ったのは初めてです。コアな方はわざわざ車両運用を調べて乗車されるという話を聞いたことがあります。私も鉄道は好きですが、「乗り鉄」に近い人種なので車両運用についてはよくわかりません。
やっぱり横から見るのと前から見るのは全く違います。「ずっと乗っていたい」と思える空間です。また、駅に着く前のチャイムを聞くと「名古屋に来た」という実感が湧いてきますね。(ショパンの曲の一部分をベースにしているそうですね)
空前絶後のぉ! 超絶怒涛の大行列!!
東岡崎に着き、名鉄バスに乗り換えます。ここから香嵐渓まで1時間以上乗車するのですが、私の目の前に広がった光景がこちら…
この行列。バス乗り場が数十メートル先なのですが、それがほとんど見えません。乗り場から最後尾まで100メートル以上はあろうかという長さでした。この多さなので、バス会社も当然臨時便を出します。2番目か3番目に来たバスに乗車しましたが、奇跡的に運転席の真後ろに座ることができました。バス業界は深刻な運転士不足に悩まされているのですが、紅葉シーズンともなるとギリギリの人数で運営しなければならないのでしょう。そんな状況の中、本当にお疲れ様です、と言いたいです。
圧倒的渋滞ッ…
1時間ほどして香嵐渓が近づいてきましたが、さらなる問題が発生します。それは、「渋滞」です。香嵐渓はほぼ山の中に位置しているため、手段としては車に頼らざるを得ません。マイカーや路線バス、観光バスなど車が行列を作っていました(このバスの数分ほど前に東岡崎を出た路線バスにも追いついてしまいました)。酷い時は2時間ほど遅れることもあるそうです。「香嵐渓」のバス停で降りるつもりでしたが、あまりにも進まないので2つほど手前のバス停で降車して徒歩で香嵐渓を目指します。マイカーで来られた方の駐車場もほとんど埋まっていました。
人並みをかき分けて…
バス停から20分ほど歩いてついに香嵐渓に到着しました。屋台などが立ち並び、お祭りのような雰囲気を演出しています。ここでも多くの人でごった返し、なかなか前に進むことができません。
なんやかんやで人並みをかき分け、見えた光景がこちらです。
ご覧の通り真っ赤です。川沿いの岩場にも人が沢山います。都会ではなかなか見られない風景なので、各地から人が集まるのは当然でしょう。
辺り一面赤、赤、赤!
ここからは何枚か写真を貼れるだけ貼ります。とにかく、文章だけではとても伝えられない美しさでした。
とにかく、どこを見ても赤い。いや、「紅い」と言った方がふさわしいかと思われます。
一通り紅葉を撮った後は足助の街並みをチラ見程度に散策し、
猪のフランクフルトを食しました。こちらはサラミっぽい味でした。
行きも怖いし帰りも怖い…
香嵐渓の紅葉を十分に満喫したところで、バスに乗って帰ります。ただ、渋滞が依然として続いていたため、流れがスムーズになっているところまで歩き、そこからバスに乗り込む作戦に出ました。歩いているときに何便かのバスとすれ違ったので、「ここで待っていたら何かしら来るだろう」と考えたのです。
しかし、待てども待てどもバスは来ません。来たと思ったら満員で「次のバスをご利用ください」と乗車を断られる始末。結局バス停で50分ほど立ちっぱなしで、足腰が完全崩壊です。そんな状況にも関わらず、乗車したバスも満員で座ることができません。ここから岡崎まで1時間半ほどかかりましたので、トータル2時間以上も立ちっぱなしだったのです。我ながら良く頑張りましたよ私…
名古屋の夜景もGood
岡崎に戻ってきたのは17時半頃。名古屋近郊で紅葉のライトアップをしているところに行きたかったのですが、名古屋でG20外相会談が行われていた為、ライトアップを行わず夕方で閉館するところがほとんどでした。そこで、ミッドランドスクエアの展望台に登って夜景を撮影して帰ることにしました。
何故かはわかりませんが、個人的に名古屋の街並みは好きなので、こうして高い場所から夜景を眺めることができて大満足でした。
帰りの新幹線で味噌カツサンドを食し、大阪に帰りました。
まとめ
紅葉の名所として知られる香嵐渓ですが、評判通りの風景で、大阪から足を運んだ価値は十二分にありました。ただし、行き帰りに体力を使いますので(特に紅葉のシーズンは)渋滞と人混みに耐える覚悟を持っていかなければならないかと思います。食べ物に関しましても屋台は沢山出ていますが、それ以外の飲食店は数が限られている上、かなり並びます。屋台を転々として、つまみながら食べ歩くのがベストかもしれません。
どこの紅葉スポットも渋滞をするし、体力も使いますが、香嵐渓は全国でもトップクラスではないかと思います。それでも、街中ではなかなかお目にかかれない紅葉が広範囲にわたって広がっている風景には圧倒されること間違いなしです。
「手短に」とは言ったものの、長くなってしまいすみませんでした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
では、ごきげんよう。