Konpei’s NOTE

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【北関東開拓史2018】Part.1 人生初栃木、初日光

皆様こんにちは。末端冷え症のKonpeiでございます。かなり間が空いてしまいすみません。

今回から新シリーズ、昨年の4月末に北関東を旅した時の記録です。当時未踏だった栃木県、埼玉県、群馬県、さらには新潟県にまで足を踏み入れます。生まれて初めての北関東、どんな旅になるのでしょうか。

では、よろしくお願いします。

 

今回の旅のきっかけ

旅行が好きな私の個人的な目標の一つに「47都道府県制覇」というものがあります。それを叶えるべく、未踏の都道府県をどんどん潰していくという目的で今回の旅行を計画しました。ただし、一瞬通過しただけでは正直意味がないので、しっかりがっつり観光も挟みます。時間の許す限り色んな場所を転々としたいタイプなので、一ヶ所の滞在時間は短めに設定しています。そのため、少々体力的にハードな行程となりました。まあ、毎度のことですが(笑)

 

いざ、出発!

2018年4月29日、ゴールデンウィーク2日目に旅は始まりました。前日は職場の先輩と新世界周辺で昼から飲み歩くという1日でしたが、目覚めはスッキリ。よっぽど楽しみだったんでしょうか。

9時前の新幹線で新大阪を発ちます。ゴールデンウィーク期間中でしたが、指定席は空席が多くやや閑散としていたので意外でした。自由席はどうだったかわかりませんが。

新幹線で東京まで乗車するのは今回が初めて、進行方向左側から富士山を見たくてわざわざ左側の席を取りました。富士山がはっきりと見えることはなかなかないみたいですが、この日は快晴、素晴らしい富士山が撮れました!

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新大阪から約2時間、11時半頃にようやく東京に到着しました。それにしても、のぞみが名古屋から新横浜まで1時間以上停車しないのは凄いですね。距離にしてみるととんでもなく長いのでしょうが、あっと言う間に駆け抜けていった感じがしました。

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束の間の東京

時間にやや余裕があったので、東京駅の駅舎を撮影してみました。テレビでしか見たことがなかったのですが、思った以上に綺麗で驚きました。

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この後、山手線と地下鉄を乗り継いで北千住へ。東京の滞在時間は移動時間込みでわずか70分。ここから東武特急「けごん」で日光に向かいます。

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外が見えねえ…

東武の特急列車は全席指定。新幹線では空席もありましたが、観光地へ向かう列車ということもあり、座席はほとんど埋まっていました。いつも通り窓側に座りたかったのですが、泣く泣く通路側の座席に。

栃木駅で隣に座られていたお兄さんが降り、「勝手に移動してやろうか」と悪知恵が働きますが、切符は正しく使用しなければなりません。景色は見えるのですが、どんな景色だったのかという記憶がほとんどありません。「寝てただけじゃねえのか」と言われるかもしれませんが、本当に憶えていないのです。やはり窓側に座らないと風景の記憶が鮮明に残らないのでしょうか。

 

ついに日光到着!

新大阪を発って約5時間半、ようやく日光に到着しました。ゴールデンウィーク序盤ということもあり、多くの観光客で賑わっていました。写真はたまたま人が少ないタイミングだったのかほとんどいませんが…

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ここからバスに乗り、日光東照宮に行くのですが渋滞が発生しており「歩く方が早い」と判断して乗車早々にバスを降ります。駅から徒歩で行くにしても20分ほどで行けるので、それほど苦にはなりません。歩きの方がよりその地の雰囲気を楽しむことができますし。

 

家康が見守る神社、東照宮

バス停から20分ほど歩きますと、日本三大奇橋の一つである神橋(しんきょう)が見えてきました(うまい具合に撮れなかったのが残念!)。渡橋料金がかかるということなのでスルーしたのですが、お金を払って見る価値はあったと今更後悔しています。

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そしてお待ちかね、日光東照宮に入ります。やはりGW中ということもあり、人が多かったです。

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そして、日光のもう一つの「名物」がこちら。

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なんと偶然にも猿回しをやっていました。猿といえば凶暴なイメージがあるのですが、こういう場では可愛く見えますね。猿の行動につっこむお兄さんも良い味を出しています。

 

さて、日光東照宮の話題に戻ります。日光東照宮といえば、江戸幕府の初代将軍である徳川家康を神体化した東照大権現を祀る神社です。家康本人が遺書にて「一周忌が過ぎたら日光山に神として祀ってくれ」と遺したことにより、この場所に建てられたのです。

 

↓国宝の「陽明門」です。他の寺院・神社よりもなんだか派手な感じがします。また、個人的にどことなく異国情緒も感じます。

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東照宮の動物たち

日光東照宮の中には沢山の動物がいます。とは言っても、野良猫や野生の動物がウロウロしているという訳ではありません。

まず一つ目が「見ざる、聞かざる、言わざる」でお馴染みの三猿。目を隠す猿、耳を塞ぐ猿、口を覆う猿の三匹が描かれています。何を意味するのかと言いますと、「幼少時には悪事を見ない、言わない、教えない」という教えだそうです。

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これをズームアウトしてみますと、猿の絵が数枚飾られています。これは猿の一生を表しており、人間の平和な過ごし方を説いています。

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そしてもう一つ、有名なのが「眠り猫」

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写真は撮れませんでしたが、眠り猫の裏には雀の彫刻があります。これは「猫が眠っていれば雀と一緒に共存していける」という平和への願いが込められているようです。

このように、日光東照宮は「平和」を願うものが多く見られます。江戸時代に平和な世の中を実現させた家康の思いが込められているものなのでしょうか。

 

この他にも、数多くの動物の彫刻があります。

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東照宮内では全部で5,000点以上にも及ぶ彫刻があり、陽明門だけでも500点ほどあるということです!

 

栃木名物「レモン牛乳

日光東照宮を後にし、お土産屋に立ち寄って駅まで徒歩で戻ります。実はこの日、昼ごはんもまともに食べることができずかなりお腹が空いていました。

そこで、駅近くのお店に売ってあった「揚げまんじゅう」を買って食べます。

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一個だけでしたが、割と体力が回復した気がしました。そして、栃木で有名な飲み物も駅構内の売店で購入します。

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それがこのレモン牛乳。正式な名前は「関東・栃木レモン」ですが、栃木県民の間では「レモン牛乳」で認知されています。牛乳にレモンを混ぜるというよりは、レモン味の乳製品といった感じでしょうか。結構飲みやすいと感じたので、もう少し量があっても良いのかなというのが感想です。

 

日光から大宮へ

日光を後にし、ここから宿のある埼玉の大宮へ向かいます。まずはJRの日光線で宇都宮へ向かいます。

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宇都宮で途中下車。駅前には餃子の像が立てられています。偉人などを像にするならまだしも、餃子を像にしてどうすんだと思いますが…(笑) 

↓ご丁寧にマントまで巻いています。それだけ栃木の方に愛されているということでしょう。

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そして時間がないので贅沢にも新幹線で大宮へ。長い一日でした。疲れました。

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人生で初めて訪れた栃木県。日光以外の場所にも行きたかったのですが、時間の都合上叶いませんでした。日光もまだ完全に回りきれていないので、機会があればまた行ってみたいものです。

 

という訳で、今回はここまで。恒例のNKHを貼って終了とさせていただきます。

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では、次回をお楽しみに。ごきげんよう

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