Konpei’s NOTE

旅行記や独り言などいろいろ

【北の国から2019夏】Part.4 積丹ブルーと聖地巡礼

皆さんこんにちは。休みの日、疲れてる時に昼寝すると金縛りに遭いがちなKonpeiです。

長く更新をしていなかったので私自身も忘れかけていましたが、北海道シリーズ3日目です。前夜に「映える場所に行きたい」と長時間考えた結果、積丹半島にある「黄金岬」に行くことにしました。積丹半島といえば、小樽からさらに西へ進んだところにあり、青い海が見えることからその風景が積丹ブルー」と呼ばれています。この日も濃密な1日となりました。では、今回も宜しくお願いします!

 

札幌は雨! 小樽も雨!

8月25日、目覚めて外を見ると雨が降っています。「ああ、最悪や…」と思いながら朝食を取る訳ですが、この日は北海道マラソンが行われるので朝食会場はランナーの方でごった返していました。そう、この日ホテルがなかなか取れなかったのもランナーの方々が前乗りしていたからなのです。せっかくのマラソンが雨だなんてお気の毒に…

落ち込んでいても仕方がありません。朝食後早々とチェックアウトして電車で小樽へ。30分ほどで到着するもののこちらも雨!

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せっかく絶景を見に行く予定なのに、テンションだだ下がりですなこれは。積丹ブルーなんてもう見れへんのや!(諦め)

 

太陽さんがこんにちは!

こんな天候ですが、決めたものは仕方がありません。小樽からさらにバスで積丹町の「美国」というバス停を目指します。しかし、ここでもハプニングが。北海道マラソンによる交通規制の影響で札幌から来るバスが遅れているとのこと。特段急ぎというわけではありませんが、滞在時間はあまりないのでタイムロスが予想されます。

しかし、ここで朗報。なんと雨が上がって晴れ間が見えてきたのです。バスの遅れも15分ほどで収まり、積丹に向けて出発です。乗車したバスですが本来は美国行きとして運行しているものの、夏季限定で神威岬まで運行しています。知名度的には神威岬の方が上なのでこっちに行きたい気持ちもありましたが、過密なスケジュールの関係で諦めました。

バスはウイスキーで有名な余市を経由して積丹方面に向かいます。余市を過ぎてからは海も見えてきます。青空も見えてきたので一安心です。

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ちなみに北海道で有名な果物といえば、ハスカップが思い浮かぶかと思います。北海道限定のハスカップいろはすを買いました。ブルーベリーみたいなものらしいのですがよくわかりませんでした。果実そのものを食べないとわからないですね。 

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ついに黄金岬へ!

小樽から約1時間15分、目的地である美国に到着しました。バス停から遊歩道を15分ほど歩かなければならないのですが、雨のせいか下がぬかるんでいます。スニーカーなので大したことはないのですが、やはり歩きにくいです。ぬかるんだ道に悪戦苦闘しながら、ついに展望台へ。

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自分の想像を遥かに超える青さでした。沖縄に一度行ったことがあるのですが、海の青さは沖縄と引けを取らないぐらいです。ただ、雨が降っていたからか少し海水が濁っていたような気もします。また、下の写真に写っている小島(宝島)は上空から見るとハートの形をしており、「開運の島」とも呼ばれています。お願い事をすると願いが叶うかもしれません!

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「黄金岬」という名がついた由来としては、かつてニシンの見張り場で春の初めにはニシンの大群が押し寄せます。その大群が夕方には黄金色に光ることからこの名が付けられたという話です。岬の入り口付近にはこんな碑も建てられています。

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小樽に寄り道

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黄金岬に30分ほどで滞在し、バスで小樽に戻ります。時間があるので、バス停近くのセイコーマートに寄ります。「セコマ」として北海道の方に知られているコンビニで、道内1,100店近く出店しています。ここで飲むヨーグルトを買いました。

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そして再度バスに乗り込み約1時間15分、小樽に戻ってきました。朝降っていた雨は上がり、ちょうどいい天気です。

運河で有名な小樽ですが、ここには鉄道の廃線跡があり遊歩道として活用されています。これはかつて主に物資輸送で使われており、北海道最初の鉄道である幌内鉄道の一部であった手宮線」という路線の跡で昭和60年まで存在していました。線路や踏切は現在でも保存されており、小樽の名所の一つとして知られています。

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お昼がまだだったので、ここらで昼食。味噌ラーメンを食します。旅先では1回はラーメンを食べないと落ち着きません。

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昼食後は小樽の街をぶらり。お土産を買ったり店を除いたりとしましたが、日曜日ということもありどこの店もかなりの人で賑わっていました。

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「オバケ番組」の聖地巡礼

積丹、小樽と移動してヘトヘトな私ですが、札幌に来たからには絶対に行きたいところがあったので小樽を後にしてそこに寄ります。時計台かな? テレビ塔かな?

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はい、平岸高台公園にやってきました。「どこやねん」と言う方もいらっしゃるとは思いますが、知る人ぞ知るマニアックなスポットなのです。この写真を見てピンとくる方も何人かいらっしゃると信じたいです。(アングルが中途半端で申し訳ない…)

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そうです。北海道が産んだ伝説の番組水曜どうでしょうの前枠と後枠(オープニングとエンディング的なものです)が撮影された公園です。右上に見えるのがHTB北海道テレビ)の旧社屋です。

どうやら私以外にも聖地巡礼もとい写真撮影に来た方が数名いらっしゃるみたいでしたが、中でもカブに大荷物を積んで本家さながらのバイク旅行をしていると思しき男性がここをバックにハイテンションで撮影をされていたのは印象的でした。熱狂的なファンの方だと思いますが、ご本人はさぞ感激されていたことでしょう。

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テレビや写真で見ると広そうな「平岸高台公園」ですが、高台を登るとフェンスで仕切られています。私は勝手にもっと広いものだと思っていたのですが、高台に登って見える景色は中々綺麗です。

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ここで私が行きたかったところには大体行けたので、後は明日の帰阪に向けて宿に向かうのみです。次回は宿に向かい、大阪に帰る様子とまとめだけですがよろしければお付き合いください。

最後にNKHをお見せして締めたいと思います。

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では、次回をお楽しみに。ごきげんよう