Konpei’s NOTE

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【愛知ご褒美旅行】Part.1 人生初のタイムスリップ!

皆さんこんにちは。Konpeiでございます。新型コロナウイルスによる影響、収まる気配がないですね。私もしばらく遠出は自粛しようかと考えています。

さて、以前にPart.0ということで始動しました新シリーズ「愛知ご褒美旅行」編の2回目、愛知県の犬山にある明治村に行った時の様子です。写真が多すぎて紹介できるのはほんの一部ですが、印象的なもののみ取り上げようかと思います。では、今回も宜しくお願いします!

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「緑の車」で優雅に移動!

前回、新大阪を発つところで終わりました。お分かりの方もいらっしゃると思いますが、乗車するのは新幹線「こだま」のグリーン車

グリーン車ってすごい高いのでは?」その通りなんです。ただ、今回は新幹線をネットから予約できる「エクスプレス予約」のサービスの一つ「EXこだまグリーン早特」から予約をしました。これは乗車日の3日前までの予約でグリーン車に安く乗車できる優れものなのです。本来、新大阪から名古屋まで8,740円のところ、なんと6,090円(約3割引!)で乗車できました。

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朝食はサンドウィッチをいただきます。親知らずを抜いてまだ1週間と1日しか経っていないので、片側で噛まないといけません。片側だけで食べ物を食べても味が半減する感じがするんですよね。最近ようやく両側で噛めるようになりましたが、味が全然違うように思います。

 

念願の明治村!!

朝食を食べ、のんびり車窓を眺めていると名古屋に到着。ここから名鉄に乗り換えて犬山へ、名古屋からものの30分ほど(特急利用の場合)で到着します。そして犬山からはバスに乗り換えて明治村へ向かいます。私以外の乗客も20人ほどいましたが、家族連れやカップルの方が多かったですね。やはり1人で行くのは珍しいようです(笑)

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どうやら明治村は小高い丘の上にあるらしく、ウネウネとした勾配のきつい坂道を登っていきます。こんな感じでバスに揺られて20分、ついに今回の目的地である明治村に着きました!


博物館明治村は敷地面積が約100万㎡(南北1.1km、東西620m)とかなり広大な敷地の施設となっています。内部には70近くにも及ぶ建造物が並んでおり、1日で全て回るのは難しいかもしれません。明治村の全てを紹介するととんでもない文字数と容量になってしまうので、印象に残ったところだけをピックアップしてご紹介します。

三重県尋常師範学校・蔵持小学校

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木の机と椅子、そして使い古された黒板。古き良き学校と言った感じで、私もこんな教室で授業を受けたかったです。

ヨハネ教会堂

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一階は日曜学校や幼稚園で遊戯場のような部屋もあり、そこで危うく怪我をしかけました。二階の会堂では、なんとオルガンの演奏体験もできます。

三重県庁舎

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「県」ができたのは明治4年廃藩置県の時。この三重県庁は明治9年に当時の県令(現代の知事に該当)が計画し、3年後に完成したものです。

札幌電話交換局

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電話そのものが発明されたのは明治維新のおよそ20年前、そして実用化されたのは明治維新から8年後のこと。実用化された翌年に日本にも電話がやってきました。当時の電話交換手が手動で電話回線を繋ぐのがものすごく複雑そうでした。

京都市

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日本初の市内電車として1895年に開業した京都市電。走行音は今と比べ物にならないくらい大きく衝撃も強いですが、当時からこのような技術があったことに感動を覚えずにはいられませんでした。

蒸気機関車9号・三等客車

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現在はほとんど見なくなった蒸気機関車。私自身、これが人生初の蒸気機関車でした。短い時間ではありましたが、一生乗ることはないと思っていたので感激でした。

川崎銀行本店

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「変わった形の建物やなあ」と思いましたが、実はこれ建物の端を切り取ったものだそうで、実物はもっと大きいそうです。この建物を一番上まで上がると、展望台になっているのでいい景色が見られます。

【昼食】「浪漫亭」のオムライス

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いわゆる「和製洋食」の一つであるオムライス。オムライスももちろんですが、個人的にはデミグラスソースの味が印象深かったです。

聖ザビエル天主堂

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日本でキリスト教を広めたあのザビエルを記念して建てられた教会です。ステンドグラスがとにかく美しいですね。

 

ということで、ほんの一部でしたが明治村の建造物を紹介させていただきました。ほんの一部とは言いつつなかなかボリューミーになってしまいましたが、どこも魅力的なので一つ一つを見て回るだけでもそれなりの時間がかかります。

 

明治村での一日を振り返って

明治時代といえば、西洋の文化が入ってきた影響で人々の生活や装いが一変した時代です。それ故に、懐かしさと新鮮さが入り混じる不思議な気分でした。

また、明治村に滞在したのはたったの6時間少々でしたが、一瞬「あれ、ほんまにタイムスリップしたんかな?」という感覚に陥りました。そんな訳がないのですが、明治時代に生きる人として街を闊歩しているような感じなのです。今風の服を着て、スマホを持って、カメラをぶら下げているのにも関わらずです。明治村にはそれぐらいのパワーがありますので、是非一度足を運んでみてほしいです。

今流行りの「インスタ映え」を求めるのではなく、明治時代の生活や雰囲気を肌で体感してほしいというのが私からのメッセージです。

 

と、明治村からの回し者みたいなことを言うとりますけども、今回はここで区切らせていただきます。次回はこの翌日の様子です。愛知県の不思議な交通網を調査します!

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久しぶりのNKHを発動したところで終わりとします。最後までお付き合いいただきありがとうございました。では、ごきげんよう