Konpei’s NOTE

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【北関東開拓史2018】Part.3 束の間の新潟

皆さんこんにちは。

ついに我が職場でも在宅勤務が解禁となりました。週2〜3日のペースですが、やはり家では誘惑が多く集中力がもたないというのが正直な感想です。

さて、先日更新した北関東&新潟編の続きです。3日目の朝〜新潟を発ち大阪に帰るまでの様子です。人生初の新潟、時間が限られている中どこへ行くのでしょうか?

では、今回も宜しくお願いいたします。

【北関東開拓史2018】Part.2 「未開の地」群馬と「雪国」新潟 - Konpei’s NOTE←前回

 

日本海を見たい!

時は2018年5月1日。人生で初めての新潟ですが、いつも通り計画性のなさを発揮。前日の夜になって初めて「日本海が見える場所に行きたい」と思い、市内の日和山展望台」に行くことを決めました。どうやら新潟市街や日本海を一望できるとのこと。自称「展望台大好き人間」なのでこれはいってみなければ。

新潟駅からバスで萬代橋を渡り、渡りきったところで降車。新潟の街並みをゆっくり見るために西海岸公園までは徒歩で移動します。バスを降りてから15分ほど歩くと「どっぺり坂」なる石碑が見えてきました。

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「どっぺり」とはなんぞや、と思い調べてみました。かつてこちらの周辺には旧制新潟高校や後の新潟大学があり、学生たちにとって繁華街への近道となっていました。遊びすぎると落第(=「ダブる」)すると言われていたことでドイツ語の「ドッペルン(=二重)」から名付けられたそうです。今風にわかりやすく言い換えるとなると、「留年坂」と言った感じの生々しい名前が付くのでしょうか。取得単位数には気を付けましょう。

私は社会人で、留年もへったくれもないので何の迷いもなく坂を上ります。さらに数分歩を進めると、ようやく日本海が見えてきました。

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↑どこにでもある(?)日時計。写真を撮ったのが9:20でしたが、影がちょうど9と10の間にありますね。

 

日時計のある場所からしばらく歩いていると大砲が見えてきました。看板を見るとこの場所は「ドン山」と名付けられているようです。

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明治〜大正時代は時計が普及していなかったため、新潟ではこの大砲で正午を知らせていました。大砲の音から「ドン山」と名付けられ、人々に親しまれたのです。

そして、ドン山からさらに歩くことおよそ15分、この日の目的地である「日和山展望台」に到着です。

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展望台の螺旋階段を上るとご覧の景色を一望できます。残念ながらモヤがかかっているのか私のカメラの腕が悪いのか、きれいに撮れていません。夏場とかになったらもっとはっきり見えそうですね。

帰りがけにドン山をもう一度。

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萬代橋を歩こう

ここから駅に戻りますが、萬代橋を歩いて渡ります。歩きで新潟駅に戻るにはおよそ50分。普段こんな距離は歩きませんが、知らぬ土地を歩くのは何の抵抗もありません。(道に迷った時は別ですが…笑)

そして、萬代橋を渡ります。

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信濃川にかかる橋である萬代橋ですが、信濃川といえば日本最長の川として知られていますが、そんな川を渡ることができたのは感慨深いものがあります。教科書で「日本最長の川」と書かれていた印象が強く、一度自分の目で見てみたいと思ってました。また、信濃川の堤防はきれいに整備されており、とても居心地の良い場所です。

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最近地名のオブジェって各地で見る気がします。しばらくゆっくりしたいところですが、飛行機の時間も迫っているのでこの辺で萬代橋を後にします。

 

さらば新潟

空港には時間に余裕を持って行きたいタイプの人間ですので、約2時間半前には空港行きのリムジンバスで空港に向かいました。余裕を持って着いた割には搭乗手続きもスムーズに済んだので昼食のお時間です。

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新潟名物のひとつ「鮭のわっぱ飯」です。「わっぱ飯」というのは、新潟や福島の会津地方の食材を乗せて食べる料理です。ちなみに「わっぱ」というのは、薄い木の板を丸く形作ったお弁当箱です。この旅行中、魚系の料理が食べられていなかったので何倍も美味しく感じました。

昼食の後は空港内をぶらつきます。

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そして搭乗の時間に。機内のお供は飲むヨーグルトです。いやー、充実した3日間でした。

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この旅のまとめ

今回訪ねた栃木、群馬、新潟の3県は初めて行く土地でした。失礼ながらいずれの県も世間一般で見たらあまり目立つような場所ではないかもしれません。しかし、実際行ってみて初めて気づくものがあります。各県の滞在時間は短かったものの3県はいずれも自然が豊かで、栃木と群馬は歴史を感じる場所という印象を受けました。

ただし、今回訪問した場所が非常に限られていたのでそれぞれの県全体での魅力に気づくには再度時間をかけて見る必要があるかと思います。ですので、機会があれば再訪したいなと思っています。

 

今回をもって北関東シリーズは終了ですが、次回から新たなシリーズを始めます。一昨年の7月に行った黒部ダムの様子を載せたいと思います。締め括りにNKHをどうぞ。

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では、次回をお楽しみに。ごきげんよう