Konpei’s NOTE

旅行記や独り言などいろいろ

【超超超超激動】2020年を振り返る

2020年も残すところあと少しとなりました。今年は前例のないことばかりで幾度となく心が折れかけたのは私だけではないかと思います。世間的にはマイナスなことばかりでしたが、私としては気づきが多くむしろプラスの多い一年になったのではないかと思います。というのも、自粛期間中に自分と向き合う時間が増え、自分自身をより客観的に見ることができたと自分なりに評価しています。

堅い話は置いといて本題に移ります。今年はこういう一年でしたからあまりアクティブに動けていません。感染対策をとって制限をかけながらの行動になりましたが、それなりに行けるところには行くことができたと思います。3月ぐらいには「もう旅行なんてできない」とまで考えたぐらいでしたが、結果的には様々な制限がありながらも楽しむことができ満足しています。今回は2020年の振り返り、私が行ったところを時系列順で紹介します。かなり駆け足で紹介しますので、各スポットの詳細は各自でお調べくださいm(__)m

<目次>

 

1月

熊野那智大社へ初詣

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2020年の初お出かけです。和歌山の思いっきり南、紀伊勝浦まで行きましたが同じ近畿圏内とは思えないくらいの距離でした。滞在時間が5時間少々だったのに対し、移動時間が片道で4時間近く、往復だと8時間もかかるという異常事態が起こりました。移動時間の方が長い観光なんて齢25にして初めてでした。

初詣を兼ねて熊野那智大社那智の滝に行きました。那智の滝は見上げると首を痛めるのではないかと思うくらいの高さでした。やはり五重塔と滝の組み合わせは絵になりますね。那智大社では初めて御朱印帳を手に入れまして、現在も大きな寺社仏閣に行ったときは書いていただくようにしていますがよく忘れてしまうのでリュックに常備しておかないとだめですね。さて、本宮大社と速玉大社に行くことができるのはいつになることやら…

 

2月

険しい山道を上って備中松山城へ&倉敷の夜景をチラ見

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ついに以前より行きたかった日本三大山城の一つ、岡山の備中松山城へ。しかしその道のりというのが過酷で、最寄りの駅から約1時間半の道のり(途中には山道も!)を経てようやくたどり着くことができます。皆さんは無理せず車やタクシーを使いましょう。天守閣では猫城主の「さんじゅーろー」が待ち構えています。

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帰り際に時間があったので倉敷に寄り道。旅客鉄道と貨物列車の両方が走る水島臨海鉄道に乗車し、海辺の工場群を一望できる公園で夜景を撮ってみました。しかし、何とも言えない仕上がりに。これはこれでいいと思いますが…(自画自賛)

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3月

和歌山・雑賀崎とわかやま電鉄貴志川線

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今年2回目の和歌山来訪です。大阪府民ですが和歌山に行ったことは片手で数えることができる程度です。そんな和歌山の中心地からバスでおよそ40分のところにある雑賀崎は、景色の美しさから「日本のアマルフィと言われている場所です。景色もさることながら、番所庭園などの景勝地もおすすめです。道中で3回ほど野犬に追いかけられそうになったのは冷や汗でした。

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また、「たま駅長」でおなじみの貴志川線にも乗車しました。終点の貴志駅で駅長を務め全国的に知られたたま駅長は数年前に死んでしまいましたが、現在は「ニタマ駅長」が貴志駅の駅長を務めています。ニタマ駅長、図体がでっかいというか結構ぽっちゃりしてました。


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5年ぶりの伊良湖岬

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愛知県渥美半島の先端にある伊良湖岬。実は5年ほど前、筆者がピッチピチの大学生だったころにゼミの合宿で訪れた場所です。当時はタイトなスケジュールで非常に忙しなかったですが、一人で観光するとなると景色が全く違いました。恋人の聖地としても大変有名で、「二人で鳴らすと幸せになれる」という触れ込みの鐘があります。その鐘を意味もなく鳴らしてみましたが、一人で鳴らしたらどんな効果があるんでしょうね。現在のところ、鐘を鳴らした効果は一切実感できていません。

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6月

憂さ晴らしの京都観光!

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4月5月と自粛期間が続いたため、県をまたぐ外出は仕事を除いて3か月ほどできませんでした。落ち着いてきた6月半ばごろ、朝から日が傾くまで時間の許す限り京都を観光しまくるという荒業に出ました。結果、嵐山周辺→伏見稲荷大社清水寺高台寺周辺をはしご。ラストは嵐電に乗車するという欲張りセットぶり。コロナ前は観光客でごった返していたため「近くて遠い」存在の京都でしたが、大がいくらあっても足りないくらい満足しました。

 

7月

海軍の町、舞鶴

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小学校時代に一年だけ昭和風超スパルタ指導の監督の下で野球をやっていた筆者ですが、遠征で舞鶴に行ったことがあります。舞鶴に行ったのはこの一度だけだったので、改めてどんな町か行ってみたくなりました。クルージングで舞鶴港を一望し、赤レンガ倉庫を見て海軍カレーを食べました。小さいころに行ったところは大人になってから再訪した方がよいですね。大人になってはじめてわかる魅力に気づくと思います。

 

8月

玄武洞城崎温泉

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「夏だから涼しいとこ行きたいよね」。そう思った筆者は兵庫の豊岡にある玄武洞へ。最寄りの玄武洞駅からは船をチャーターするという面白いアクセス方法でした。ここで「柱状節理」という言葉を初めて知りました。大昔この近くには火山があり、そのマグマが冷やされたことによってできた多角形の岩が集まって現在の形になったのだとか。涼を求め「洞窟に入れる!」と思って行きましたが中には入れません。逆にめちゃくちゃ暑いです。

その後、某議員が政務活動費で何百回も行ったとされる城崎温泉へ。思い付きで外湯めぐりをしましたが、着替えのシャツを用意しておらず温泉に入ったのに汗まみれのシャツを再び着るという非効率極まりないミスを犯してしまいました。これこそ某議員みたいに泣きたくなりますよね。余談ですが、前回行ったときは学生時代、友人が誘ってくれたのですが、号泣する某議員の写真とともに「城崎行こう」とLINEを送ってきました。あの時は楽しかったなあ。

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 久々の関西脱出!出雲への旅

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8月末、実に5か月ぶりに近畿地方を飛び出し出雲に行きました。「今年いっぱいは近畿を出られない」と覚悟した時期もあっただけに感無量でした。出雲大社だけでなく、出雲そば灯台も楽しむことができました。詳しくは以前にあげた記事をご覧ください!

【復活の一人旅】神話の国、出雲に行こう! - Konpei’s NOTE 

 

2日連続日帰り旅その① 潮岬

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ひそかに「日本の端っこ制覇」を目論んでいる筆者。地元から最も近い「端っこ」が本州最南端として有名な和歌山県の潮岬です。これまた熊野那智大社と同じく行きだけで3時間はかかる場所ですが天気に恵まれ夏空が広がり、電車からの眺めも良く一切苦にはなりませんでした。空模様は最高に素晴らしかったのですが、殺人的な暑さで汗が止まりません。それでも青い空と白い雲、真っ青な海が広がる景色は圧巻の一言。暑さを吹き飛ばしてくれること間違いなしです。いつか青春18きっぷかドライブで紀伊半島一周してみたいです。

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2日連続日帰り旅その② 「ひのとり」で行く、名古屋弾丸ツアー

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今までどこにも行けなかった分を取り戻すべく潮岬から帰ってきた次の日、休む間もなく名古屋へ行きました。利用したのは3月に誕生した近鉄の新型特急「ひのとり」。なんとプレミアムシートに乗車しました。これだけの豪華さで新幹線より安いというのはなんとも魅力的です。陶器メーカーが運営する「ノリタケの森」に行ったり、矢場とんでとんかつを食べたり、名古屋港に保存されている南極観測船「ふじ」を見たりと限られた時間の中でいろいろできて楽しかったです。

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9月

「GoTo静岡の旅」

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4連休を使い人生で一度しか行ったことがなかった静岡へ。掛川の町をブラブラしたり、天竜浜名湖鉄道大井川鐵道といったローカル線に乗車したり、三保の松原や沼津も観光しました。この3日間で静岡が私の中で「好きな県ベスト5」に入ったことは間違いありません。 詳しくは以下の記事をご覧ください!

【GoTo静岡の旅】Part.1 城下町とローカル線 - Konpei’s NOTE

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10月

赤目四十八滝へハイキング

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その名の通り48もの滝がある三重県の「赤目四十八滝」。絶滅危惧種であるオオサンショウウオの生息地としても有名で実際に飼育もしています。ちなみに山椒のようなにおいを出すことからこの名が付いたらしいです。滝の最深部までは早歩きでも1時間半は見ておいた方がいいです。足場が岩だらけで道も狭く、離合の際は譲り合いながら進む必要があります。それでもいやというほどマイナスイオンを浴びることができますので、癒しの欲しい方は是非。

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岐阜・樽見鉄道に乗車

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私にとって至福の時というのが「乗り物の中から景色を眺めている時」なのですが、知らない土地でこれをやるのが最高に幸せな瞬間です。要するに「乗り鉄」の端くれです。ということで、岐阜の大垣から本巣市樽見までの34.5kmを結ぶ樽見鉄道に乗車。終点の樽見駅から20分ほど歩くと国の天然記念物である根尾谷淡墨桜が、水鳥(みどり)駅の近くには120年近く前に起こった濃尾地震(国内最大の内陸地震)の爪痕を残す根尾谷断層があります。また、沿線上に「モレラ岐阜」という大型ショッピングモールがあり、帰りの電車は地元の買い物客でごった返していました。列車は1両しかないので完全なる「密」状態でした。Social Distance!

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11月

兵庫・北条鉄道に乗車

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こちらも初乗車のローカル線、北条鉄道兵庫県西部の小野市にある粟生駅から加西市北条町駅までの13.7kmを結ぶ路線です。かつてはバスと列車のハーフ的存在である「レールバス」が走っていましたが、現在は他社に譲渡されたようです。加西市には「兵庫県立フラワーセンター」という植物園があることから、車両の型式が「フラワ」と名付けられています。今年の9月には路線の中間にある法華口駅に交換設備ができた関係で3往復の増便が実現しました。北条鉄道の今後に期待です。

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香川でうどん食べまくりの旅

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今年最後の遠出は香川へ。源平合戦の舞台となった屋島特別名勝に指定されている栗林公園、「こんぴらさん」でおなじみの金刀比羅宮、2年半ぶりの再訪となった丸亀城といった香川の有名スポットをはしごしてきました。二日目の朝食を除いて食事はすべてうどん、やっぱりうどんはコシのある讃岐うどんに限ります。ここだけでは収まりきらないので、詳細は後日別で更新できればいいなと思っています。

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以上が2020年の行動記録(一部)です。コロナに翻弄され続けた一年でしたが、こうして振り返ると案外いろいろな場所に出かけることができました。来年以降も当分コロナ禍は続きそうですが、これに臆することなくできるだけアクティブに活動していきたいなと思います。もちろんできる限りの感染防止対策も引き続き抜かりなく行った上で、感染状況を見ながら機敏に活動したいです。

最後になりましたが、来年こそは皆様にとっても良き一年となりますよう祈念いたします。では、よいお年を!!