Konpei’s NOTE

旅行記や独り言などいろいろ

【みちのくひとり旅】Part.0 宿なしのピンチ!

皆さんこんにちは。このような状況ではありますが、過度な自粛も体に毒だと思います。まだまだ暑い日が続きそうで外に出る気も失せますが、少しずつ行動範囲を広げていきたいと思う今日この頃です。

今回からはちょうど2年前に行った東北へのひとり旅、「みちのくひとり旅編」の様子をお伝えします。宮城と岩手、そして栃木にも立ち寄り非常に内容の濃いとても充実した旅になりました。今回はPart.0として、関空入りしてから大阪を発つまでの様子を綴ります。久しぶりの過去の旅シリーズですので気合入れて頑張ります。では、宜しくお願いします!

 

真夏の夜の関空

時は2018年8月24日金曜日、仕事が早く終わり準備もそこそこに関西空港へ向かいます。翌日予約している飛行機が早朝に出る便なので、関空に泊まることにしたのです。しかし、この時点で宿は取っていません。と言うのも、関空にはいくつか手ごろに泊まることのできる場所があったため、空いていればそこに泊まろうと考えていました。博打に近いものがあります。

f:id:Konpeix:20200816204932j:image

しかし、その期待は早くも打ち砕かれます。第一ポイントは第1ターミナル2階にある「KIXエアポートラウンジ」。ネットカフェを融合させた空港ラウンジで、宿泊できるスペースも数席あるとのこと。しかし、受付のスタッフに確認したところそのようなスペースは既に満席。仕方なく漫画を読んでジュースを飲みながら暇を持て余すことに。ちなみにこの時ずっと読んでいたのが野球漫画の「グラゼニ」という作品。現実離れした描写というのがほぼないので、野球が好きな方はハマると思われます。興味のある方は是非。

https://www.kansai-airport.or.jp/service/business/01.html

1時間半ぐらいでしょうか、正確な時間は覚えていませんがエアポートラウンジを後にし、第二ポイントへ急ぎます。

 

これが現実ッ…

第二ポイントは「エアロプラザ」の2階にある無料休憩所。宿泊施設というよりは待合室的なところで、大きめのベンチが所狭しと並んでいます。この時すでに22時前後となっていましたので、毛布にくるんで横になるお客さんでいっぱいでした。ある意味、今では懐かしく感じる光景ですね。考えることは皆さん同じで、宿も安く抑えたいと誰しもが思うんでしょう。申し訳ないですが、ここで一泊するのは少し勇気がいりますね。色々な方が行き来している空間で寝ているときに貴重品なんて盗られてしまったらと考えるとゾッとします。身の安全を重視し、勇気ある撤退を決断。

ちなみに、ここでは毛布の貸し出しも有料で行っているそうです。画像を貼りたいとこですが、ここの写真を撮りそびれましたので気になる方は検索してみてください。

 

最終手段?

「もう宿があればいい。安く泊まるなど甘い考え。金より宿!」。完全にヤケクソです。いちるの望みをかけ、たどり着いたのは空港内にあるとあるカプセルホテル。フロントで確認すると「空きがある」とのことで宿泊決定。今考えると戦地(ネカフェ・休憩所)へ丸腰で乗り込むより、お金を出して確実に泊まる方が体力的に一番いいですね。ただし、金銭的にはなかなかの痛手(約7,000円)になりました。ぴえん。

カプセルホテルだけあって普通のホテルより大きさは劣りますが、余裕で足を伸ばして寝ることはできますし、荷物を置くスペースもとれます。ベットの柔らかさも特に問題はなかったので、ネカフェや休憩所だったら体バッキバキだったでしょうね。私のモットーの一つに「旅行・観光は体力勝負」という言葉がありますが、体力温存は本当に大事ですよ。

ファーストキャビン関西空港(休業中)|ファーストキャビン公式サイト

なお、このホテルの運営会社がこのコロナ禍で破産申立を行ったようです。この系列のホテルを利用したのはこの時限りでしたが、一度でも利用したところがこのような形で苦境に立たされるのを見ると胸が苦しい限りです。

 

ついに東北へ!

ようやく宿問題も無事解決したので眠りにつきました。空港内を動き回ったお陰でぐっすり眠れました。

そして翌朝。飛行機の離陸は8:15。ですがLCCで締め切りが早いので早め早めに行動。朝ご飯を済ませ、テンポよくチェックイン。飛行機に乗るのにギリギリの行動をするのはどうも落ち着きません。待っている時間の方が長く感じました。

そしてついに飛行機に乗り込みます。牛タンやずんだもち、伊達政宗が俺を呼んでいる。

f:id:Konpeix:20200901220738j:image

 

離陸する直前ですが、ここで終わりにします。次回はついに東北の地へ降り立ちます。何が待っているのか。

では、次回をお楽しみに。ごきげんよう