Konpei’s NOTE

旅行記や独り言などいろいろ

【復活の一人旅】神話の国、出雲に行こう!

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皆さんこんにちは。いきなり無性に食べたくなる食べ物ってありますよね。今まさにアイスのパピコが食べたい気分です。あと久しぶりにビスコも食べたいですね。なぜグリコの商品ばかりなんでしょう。

いつものくだらん前置きは置いといて、今回は出来立てホヤホヤのネタです。この度、一連のコロナ禍で府県を跨ぐ観光を自粛しておりましたが、「今後このウイルスと共存しなければならない」ということを考え、最大限の感染防止対策を講じながら他地方への旅行を再開しました。

再開の理由として繰り返しになりますが、今後も新型コロナウイルスとは共存しながら生活しなければならないと思います。このようなウイルスにいつまでも怯えての「過度な自粛は良くない」という私自身の考えもありますし、何より自粛期間中に低迷した観光地に足を運び、そこにお金を落とすことで少しでも観光地のお力になればという目的があります。

 

本編に入る前に、以前説明した外出時の個人ルールについておさらいしておく必要があると思いますので、その説明からさせていただきます。

  1. 外出には公共交通機関を使うことが多いため、当面は隣接府県の往来のみ。隣接府県でも基準を100kmとし、100kmを超える移動は状況を見て慎重に判断。
  2. 7月中旬〜8月上旬にかけて全国的な感染者数の顕著な増加がなければ隣接地方(東海・北陸地方、中国・四国地方)への移動を解禁。
  3. 電車・バスなど交通機関から降りたら手洗い・うがいを徹底する。消毒液は必携とする。

まず1について。近畿圏内という縛りは解除します。当然100kmという制限も同様です。この結果、少し遅くなりましたが2の段階へ移行することにいたしました。2に記載の地方以外への移動はしばらく様子見とします。また、一番大事な3についてはもちろん徹底して継続します。これに加え、出発前の検温も実施することにします。

長くなりましたね、本編いきます。ちなみに今回は単発ですがかなり長くなりますのでご覚悟を(笑)

 

半年ぶりの新幹線!

いつもの(?)新大阪駅からスタート。まさかこれほどの間が空くとは思いもしてませんでした。乗り慣れたはずの新幹線ですが、少し緊張していました。新大阪に着く前、地元の駅からJRの駅で乗り換える時に改札機で切符を詰まらせてしまった時は不吉やなあと思いました。

色々ありましたが、無事新幹線に乗り込むことができました。今回は昼出発なので車内で昼ごはんをいただくことに。


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ガッツリ中華ですね。やはり電車の中で食べるご飯の味は最高です。普通に食べるより美味しく感じますからね。

1時間ほどで岡山到着。ここからは特急「やくも」に乗り換えます。

 

西日が眩しいわぁ〜

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この見出しの元ネタ知ってる人ってどれくらいいますかね。それは置いといて、特急「やくも」に乗車するのですが、年季の入った車両を使っています。松江から岡山まで乗車したことはありますが、逆方向かつフルで乗車するのは初めてです。

「やくも」といえば、カーブの多い伯備線を疾走することで知られています。私は三半規管の強い人間なので乗り物酔いの心配は一切していませんでしたが、想定外の敵との戦いが待っていました。それが「西日」です。進行方向左側に座っていたのですが、日差しの強いこと強いこと。もちろん車内の空調は効いていましたが、それを打ち消すぐらいの暑さでびっくりしました。「カーテン閉めろ」という話ですが、車窓を見るのが大好きなのでそれはできませんでした。

これに耐えることおよそ3時間、ようやく終点の出雲市に到着です。

 

飯食って酒飲んで寝る=最高

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駅前をブラブラし、ホテルに荷物を置いて夕飯を食べに行きます。

そして駅前にあったお店に入り、「島根牛のどんぶり」をいただきます。

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普通の牛丼みたいなものかと思っていましたが、思っていたよりも豪華でした。肉は牛丼で使うようなものではなく、すき焼きで使うような大きく薄いもの。島根牛は初めて食べましたが、口の中で溶けるようでとても美味しいです。また、味噌汁にはしじみがこれでもかというくらいに入っており、島根感が満載の夕飯となりました。

ホテルに帰ってからはお風呂に入り、晩酌の時間です。旅行先で1番の楽しみです。


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1杯目はレモンサワー。新大阪で買ったたこ焼き味のじゃがりこ(関西限定)をつまみながらゆったりのんびり。至福の時ですね。

そして、このホテルではこんな素晴らしいものが出されていました。

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宿泊者に無料でサービスのラーメンです。しょうゆと味噌の2種類があり、しかもおかわり自由。その気になれば夕飯代わりにもできてしまいます。非常にシンプルで量も少なめですが美味しかったです。さて、部屋に戻り2杯目です。

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松江の地ビール「ビアへるん」。「へるん」というのは一時松江に在住していた小説家・小泉八雲の本名「ラフカディオ・ハーン」から取ったもの。日本では「ハーン」を「ヘルン」とも名乗ることが多かったらしく、この名がついたものかと思います。非常に苦味が効いていて飲み応えがありました。苦味のあるビールの方が好きかもしれません。こちらを飲み干してから就寝。

 

「ばたでん」に乗って出雲大社

翌日。6時半ごろに起床し、1時間ほどで朝シャンと朝食と支度を済ませてチェックアウト。電鉄出雲市駅から一畑電車(通称:ばたでん)出雲大社へ向かいます。発車ギリギリに乗り込み、途中の川跡駅で乗り換えます。電鉄出雲市から出雲大社前までの直通電車はほとんどないため、注意が必要です。

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そして出雲大社前駅に到着。ここには以前活躍していた車両が留置されています。

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私が着いた時はまだ中に入ることはできませんでしたが、中には一畑電車を題材にした映画「RAILWAYS」の紹介がされていました。丁度10年前に公開された中井貴一さん主演の映画だそうです。あらすじとしては、50歳目前のサラリーマンが故郷島根に住む母が病気に倒れたことなどをきっかけに帰郷し、第二の人生を一畑電車の運転士としてスタートさせるといったものです。

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広すぎ!出雲大社

到着したのは8時ちょっと前ということで、人もまばらでした。人のいない観光地というのは静かで不気味さすら感じます。

 

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鳥居がでかい。後ろに連なる山もいい味を出してますね。この大鳥居から5分ほど「神門通り」を歩きますと、正面玄関的ポジションの「勢溜の大鳥居」が見えてきます。

 

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そしてここからさらに10分ほど歩いてようやく本殿なのですが、道中にもさまざまなスポットがあります。まずはこちら。


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野見宿禰神社です。「野見宿禰」というのは相撲の始祖と言われ、初めて相撲をとり勝った力士だそうです。その野見宿禰を祀るための神社で、近くには土俵もあります。白鵬関や日馬富士関といった著名な力士もここで土俵入りを果たしたそうです。

 

また、道中の至る所には神話にも登場する因幡の白兎」が鎮座しています。


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そんな見どころ沢山の参道を抜けると、ついに本殿が見えてきました。来た時に比べ、雲行きが怪しいのが気がかりですがお参りといきましょう。


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右の写真の奥に見える建物が本殿で、兜みたいな黒い出っ張りが特徴です。普通、神社を参拝する時は「二礼・二拍手・一礼」なのですが出雲大社「二礼・四拍手・一礼」です。この時丁度神主さんと思しき方々が朝礼をするためか集合していましたが、やはり四拍手でした。また、毎年5月14日の例祭の日はなんと八拍手もしているとのこと。「8」というのは古くから無限を意味する数字で、神様に対し限りない拍手をもってお讃えする作法とのことです。ただし、普段のお参りではこの半分の四拍手でもお祈りを讃える心に変わりはないとのことです。


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ゲリラ豪雨に襲われかける

本殿周辺をを一通り散策し、おみくじを引いて開運のお守りを買ったところで、空の色がシャレにならないレベルの灰色になってきました。急いで雨雲レーダーを起動すると、出雲周辺は真っ赤っか。急いで隣接している「古代出雲歴史博物館」へ。入った時は小雨でしたが、館内のトイレから出てきた時は災害級の豪雨。「バケツをひっくり返す雨」を通り越し、「バケツをぶっ壊すような雨」といったレベルでした。まさに間一髪、まさに首の皮一枚といった感じですね。傘があればよかったのですが、大きなカバンと一緒に折りたたみ傘を出雲大社前駅のコインロッカーに置いてきてしまいました。残念。

 

スサノオ神話を学ぶ

この古代出雲歴史博物館ですが、出雲大社の歴史はもちろん島根全体の歴史などについても詳しく解説していました。島根は昔から水害に見舞われ続けた地域であり、木綿や製鉄が有名だったというのは初めて知りました。島根といえば正直、この出雲大社しじみと鷹の爪に出てくる吉田くんぐらいしかイメージがありませんでしたが、こういう所に行ってその土地の特徴を知ることができるというのは博物館の魅力だと思います。

また、大昔の出雲大社本殿の模型も展示されていました。長ーい階段を有し、高さが50メートル近くあったというから驚きです。

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そして、出雲の歴史を語るに外すことができない神話について勉強する機会がありました。丁度館内の小さな劇場で「スサノオ神話」に関する映像が流れていたのですが、映像は撮ってませんし撮っていたにしても流石に流せないのでざっくりと口下手野郎が解説します。

 

スサノオスサノオノミコト、素盞嗚尊)は父であるイザナギが死者の国(黄泉の国)から帰った後、穢れを落とすため禊をして生まれた「三貴神」の一人。スサノオと共に生まれたのが皆さんも聞いたことがあるであろうアマテラス(アマテラスオオミカミ天照大神)とツクヨミツクヨミノミコト、月読命)です。父イザナギより海原を治めるよう命じられましたが、母イザナミに会いたいと駄々をこね泣き喚きます(イザナギ一人が産んだのはずなのですが)。これにキレたイザナギが「おまえもうやめろ」とクビを宣告、スサノオは黄泉の国行きを決心。

黄泉の国へ行く前に姉アマテラスに挨拶をしようと高天原(たかまがはら)へ。侵略者が来たと思い込み戦闘態勢に入ったアマテラスに対し、誤解を解くために身の潔白を証明する「誓約」を提案。スサノオはこれに見事成功します。しかし、ここで調子に乗ったスサノオ高天原で大暴れ。田んぼを荒らしたり、ウから始まる汚物を神殿に撒き散らしたりとやりたい放題。これらの行いにアマテラスはブチギレ。最終的にスサノオ高天原を追放されます。

そして、地上へやってきたスサノオは地上で大暴れしていた「ヤマタノオロチ(八岐大蛇)」を退治し、生贄となっていたイナダヒメという若い女性を助け出します。そしてそのイナダヒメと結ばれ、オオクニヌシが生まれるという結末です。

 

まあ本当にあったかどうかはわかりませんが、「神話」なのでフィクションに近いものがあるのではと思います。しかしスサノオは何を思って汚物を撒き散らしたのか、理解に苦しみますね。

【古代出雲歴史博物館】

常設展のみの観覧:一般620円

※企画展とのセット券もありますが、その都度セット券の価格も変動します。

 

出雲そばを喰らう

結局、博物館には1時間半ほど滞在しました。博物館を出てからは出雲大社周辺をあてもなくブラブラ。歩くとお腹が空くもので、出雲そばを食べようと有名店「八雲」へ。お昼時でしたが、すんなり席につくことができました。「五色割子」というメニューを注文。山いも、卵、大根、揚げ玉、かつおぶしと器ごとに違う具材がのっており、色々な味を楽しむことができます。

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出雲そばは器に蕎麦つゆが入っていません。別でついてくる蕎麦つゆをお好みでかけて、食べ終わってから残ったつゆを次の器に注ぐという食べ方。しかし、各器に残ったつゆが少なすぎて新たに注いでしまいました。コシがあり、そば粉の香りが強く非常に私好みのそばでした。

 

レトロな旧大社駅を散策

食事の後、次の目的地へ向かうバスの出発時刻までまだ余裕があります。その間、かつて存在した国鉄(現在のJR)の旧大社駅を見物します。

出雲大社の大鳥居から南へ歩くこと10分弱のところにある瓦葺きの大きな建物が旧大社駅です。1912年から78年の間、国鉄大社線の駅として存在し、廃止後の2004年には国の重要文化財に指定されました。駅舎内だけでなくホームにも入ることができ、構内の奥の方には以前大活躍したSL機関車も留置されています。また、駅舎の中には観光案内所も併設されています。


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9時から17時まで解放しており、入場料は無料で自由に出入りができます。

 

青空のもと、日御碕灯台へ

旧大社駅を出て、一度出雲大社周辺を後にします。次なる行き先は「出雲日御碕灯台。日本一の高さを誇る灯台です。出雲大社からバスに乗り込みおよそ25分ほどで到着。バスで来る人より車やバイクで来る人の方が圧倒的に多かったようです。また、先程ゲリラ豪雨が降っていた出雲地方ですが、雨はすっかり上がり強い日差しが差し込んでいました。さて、灯台からの景色はどんなもんなのでしょうか。

 


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海と青空をバックにしますと白さがより目立ちます。私が今までに見てきた灯台に比べるとのっぽさんの灯台で、高さが43.65メートル。水面からの高さは63.30メートルと日本一の高さを誇り、設置されてから115年以上もの歴史があります。

また、火曜サスペンス劇場に出てきそうな断崖絶壁と松並木も見ものです。


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また灯台は内部に入ることができ、最上部へ上がることもできます。この階段が狭い螺旋階段となっており、120段ほど続きます。暑さも相まってかなりしんどかったです。

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しかしここは日本一の高さを誇る灯台。最上部から眺める海岸線がとても美しく、海風が気持ちよく感じました。


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【出雲日御碕灯台】中学生以上300円

 

灯台の上り下りでかなり体力を使ったので、灯台近くのカフェで休憩。アイスティーを飲んで涼みます。一緒についてきた灯台型のクッキーがかわいかったです。

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30分ほど休憩してからは少しだけ日御碕神社を覗きに行きます。ここで先ほど出てきたスサノオとアマテラスが祀られています。伊勢神宮が「日本の昼を守る神社」と言われているのに対し、こちら日御碕神社は「日本の夜を守る神社」と呼ばれているそうです。


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全体的に赤を基調とした造りとなっていました。出雲では有名なスポットの一つですが、参拝客は私も含め3人ほどでした。出雲大社では「二礼・四拍手・一礼」だったのでこちらでもそれを守るべきなのかと思いましたが、出雲大社の分院でもないので通常通り「二礼・二拍手・一礼」で問題ないようです。

 

旅の終わり・まとめ

神社を後にし、バスで出雲市駅方面へ戻ります。しかし、ここから出雲市駅方面直通のバスはなく、一度出雲大社近くのバスターミナルで乗り換えしなくてはなりません。25分ほどかけてバスターミナルに戻りましたが、乗り換えの出雲市駅行きのバスは先ほど乗ってきたのと同じバス。地方特有のダイヤなのかもしれませんが、おそらく運転士さんも同じお客さんが一回降りてまた乗ってくるというのは慣れっこなのでしょう。行き帰りどちらも同じ運転士さんのバスって何故か気まずいんですよね…

出雲市駅からは行きと全く同じルートで特に変わったこともなかったので省略としますが、「やくも」の車窓から大山が見えたので最後にその写真をどうぞ。

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さてさて、この旅のまとめといきましょう。地方を跨ぐ旅行自体が約5ヶ月ぶりということで、少し実戦感覚ならぬ「旅行感覚」が落ちているなと感じました。なんか終始フワフワしてた感が半端なかったです。また最近よくPRされている「新しい旅のエチケット」を遵守しながらの旅でしたが、特に苦になるようなこともなく十分に楽しめました。今後、感染防止対策をしっかりと取り、周囲への配慮を行いながら今まで行けなかった分しっかりと取り返していこうと思います(笑)

出雲に関してですが、歴史を感じることのできるとても良い街でした。神話というものにはあまり興味がなかったのですが、スサノオ神話を見て少し興味が湧いてきました。また、一畑電車も少ししか乗れませんでしたので、もう少し乗車したかったですね。

 

という訳で、一人旅復活第一弾でした。9月も東海の某県に行く予定にしておりますのでその様子もまた更新します。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう。ごきげんよう

 

【情報収集にあたり、参考にしたサイト】

出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】

スサノオ

【みちのくひとり旅】Part.0 宿なしのピンチ!

皆さんこんにちは。このような状況ではありますが、過度な自粛も体に毒だと思います。まだまだ暑い日が続きそうで外に出る気も失せますが、少しずつ行動範囲を広げていきたいと思う今日この頃です。

今回からはちょうど2年前に行った東北へのひとり旅、「みちのくひとり旅編」の様子をお伝えします。宮城と岩手、そして栃木にも立ち寄り非常に内容の濃いとても充実した旅になりました。今回はPart.0として、関空入りしてから大阪を発つまでの様子を綴ります。久しぶりの過去の旅シリーズですので気合入れて頑張ります。では、宜しくお願いします!

 

真夏の夜の関空

時は2018年8月24日金曜日、仕事が早く終わり準備もそこそこに関西空港へ向かいます。翌日予約している飛行機が早朝に出る便なので、関空に泊まることにしたのです。しかし、この時点で宿は取っていません。と言うのも、関空にはいくつか手ごろに泊まることのできる場所があったため、空いていればそこに泊まろうと考えていました。博打に近いものがあります。

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しかし、その期待は早くも打ち砕かれます。第一ポイントは第1ターミナル2階にある「KIXエアポートラウンジ」。ネットカフェを融合させた空港ラウンジで、宿泊できるスペースも数席あるとのこと。しかし、受付のスタッフに確認したところそのようなスペースは既に満席。仕方なく漫画を読んでジュースを飲みながら暇を持て余すことに。ちなみにこの時ずっと読んでいたのが野球漫画の「グラゼニ」という作品。現実離れした描写というのがほぼないので、野球が好きな方はハマると思われます。興味のある方は是非。

https://www.kansai-airport.or.jp/service/business/01.html

1時間半ぐらいでしょうか、正確な時間は覚えていませんがエアポートラウンジを後にし、第二ポイントへ急ぎます。

 

これが現実ッ…

第二ポイントは「エアロプラザ」の2階にある無料休憩所。宿泊施設というよりは待合室的なところで、大きめのベンチが所狭しと並んでいます。この時すでに22時前後となっていましたので、毛布にくるんで横になるお客さんでいっぱいでした。ある意味、今では懐かしく感じる光景ですね。考えることは皆さん同じで、宿も安く抑えたいと誰しもが思うんでしょう。申し訳ないですが、ここで一泊するのは少し勇気がいりますね。色々な方が行き来している空間で寝ているときに貴重品なんて盗られてしまったらと考えるとゾッとします。身の安全を重視し、勇気ある撤退を決断。

ちなみに、ここでは毛布の貸し出しも有料で行っているそうです。画像を貼りたいとこですが、ここの写真を撮りそびれましたので気になる方は検索してみてください。

 

最終手段?

「もう宿があればいい。安く泊まるなど甘い考え。金より宿!」。完全にヤケクソです。いちるの望みをかけ、たどり着いたのは空港内にあるとあるカプセルホテル。フロントで確認すると「空きがある」とのことで宿泊決定。今考えると戦地(ネカフェ・休憩所)へ丸腰で乗り込むより、お金を出して確実に泊まる方が体力的に一番いいですね。ただし、金銭的にはなかなかの痛手(約7,000円)になりました。ぴえん。

カプセルホテルだけあって普通のホテルより大きさは劣りますが、余裕で足を伸ばして寝ることはできますし、荷物を置くスペースもとれます。ベットの柔らかさも特に問題はなかったので、ネカフェや休憩所だったら体バッキバキだったでしょうね。私のモットーの一つに「旅行・観光は体力勝負」という言葉がありますが、体力温存は本当に大事ですよ。

ファーストキャビン関西空港(休業中)|ファーストキャビン公式サイト

なお、このホテルの運営会社がこのコロナ禍で破産申立を行ったようです。この系列のホテルを利用したのはこの時限りでしたが、一度でも利用したところがこのような形で苦境に立たされるのを見ると胸が苦しい限りです。

 

ついに東北へ!

ようやく宿問題も無事解決したので眠りにつきました。空港内を動き回ったお陰でぐっすり眠れました。

そして翌朝。飛行機の離陸は8:15。ですがLCCで締め切りが早いので早め早めに行動。朝ご飯を済ませ、テンポよくチェックイン。飛行機に乗るのにギリギリの行動をするのはどうも落ち着きません。待っている時間の方が長く感じました。

そしてついに飛行機に乗り込みます。牛タンやずんだもち、伊達政宗が俺を呼んでいる。

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離陸する直前ですが、ここで終わりにします。次回はついに東北の地へ降り立ちます。何が待っているのか。

では、次回をお楽しみに。ごきげんよう

【独り言】自分自身を「アスペ」と疑うワケ

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皆さんこんにちは。暑い季節は好きですが、最近のこの暑さは少々やりすぎな気もします。毎日通勤するだけで汗だくです。去年の2倍の量ではなかろうかと思うくらいに…

さて今回の独り言ですが、長い間私が悩んでいることについてお話しさせていただきます。仕事をしたり日常生活を送る上で「生きづらさ」を感じることがあり、それについての考えを述べていこうと思います。少しシリアスなお話になるかも知れませんが最後まで宜しくお願いします!

 

 

「変わり者」と言われて

私は小さい頃からよく「変わっている」と言われていました。もちろんその自覚はありません。むしろ「自分はまとも」と思っていたほうなのです。しかし、その考えが揺らぎ始めたのは社会人2年目の冬、仕事を行う上で別部署の上司との会話が噛み合わず仕事をうまく進めることができませんでした。確かに、昔からコミュニケーションで苦労する場面が多々あり、会話のキャッチボールができていないように周りから思われていた部分はあります。周囲から「変わり者」と評されたことを気にもとめなかったツケがここで回ってきたのでしょう。この時、ようやく「違和感」に気づき始めたのです。

 

身近に感じた「発達障害

先述の仕事がうまく進まない故に自分にダメ出ししまくり、ついにはメンタル不調に陥りました。ちょうどこの時、テレビで発達障害について取り上げられていました。発達障害により他者とのコミュニケーションがうまくいかず、前の職場を退職し発達障害の方を受け入れる企業に就職した方のお話しでした。その人の境遇を見ていますと、「おれも同じような感じなのかな」と考えるようになり、メンタル不調と共に発達障害について心療内科で診察・検査していただくことにしました。

診察の結果、「重度のうつ症状」。心に傷を負いながら仕事をしていたようです。さて、肝心の発達障害についてですが、結論から申しますと「グレーゾーン」でした。発達障害というのは様々な障害をひとまとめにした名前なのですが、この中でもメジャーなのがADHD注意欠陥多動性障害)」アスペルガー症候群(以下アスペ)」。私は「アスペの傾向がある」という診断を受けたのです。

※「アスペ」という略称はネット上などで差別的な表現として使われることもあります。ここでは文字数等を勘案し、略称で使わせていただきます。

 

どうやって「グレーゾーン」とわかったか

発達障害は怪我や病気のように体に変化が起こるようなものではありませんので、聴診器やレントゲンでは何もわかりません。臨床心理士の方から検査を受ける必要があります。

覚えている限りの検査内容ですが、心理士の方から口頭でいくつか問題が出されます。その問題を筆記具を使わず口頭で解答していくというものもあれば、ブロックを用いて見本と同じように並べるといったものがありました。また、検査前にはあらかじめ検査シートみたいなものが配られ、「この発言に対する答え方を記せ」といった問題などが出ました。

この検査だけでは発達障害かどうかはわかりません。このような検査の結果を踏まえ、医師が発達障害か否かを判断します。私が言われたのが「アスペのグレーゾーンである可能性が高い」という内容でした。発達障害と断定するにはどうやら周囲とのズレの大きさも影響するようで、私の場合は多少のズレはあったものの全く仕事ができないというわけでもないようだったので「グレーゾーン」という診断だったのではないかと思います。また、検査で出た数値が極端に低い場合は医師の判断なしに「発達障害」と断定されることもあるようです。本来ならば結果報告書をお見せしたいところですが、ここは割愛します。ちなみに、病院にもよるかもしれませんがこの報告書の持ち帰りは有料です。なかなかの金額でしたのでご注意を…

 

「アスペ」の特徴とは

次に「アスペ」の特徴とされる項目の中で私の特徴と重複している部分を書き出してみます。

  1. グループ活動が苦手、一人が好き
  2. 受け身なコミュニケーション
  3. オウム返しが多い
  4. 言語による指示を理解できない
  5. お世辞や皮肉がわからない、なんでも真に受ける
  6. 言外の意味が理解できない
  7. 遠回しな表現ができず、配慮に欠けた言い方をすることがある
  8. ものごとの全体像を捉えるのが苦手
  9. 複数作業の同時進行が苦手
  10. 規則・習慣へのこだわり

多すぎて書ききれません\(^o^)/

こうして見てみるとやはりコミュニケーションに関して苦手なことが多いと感じます。特に「受け身である」という点は子どもの頃から常々感じていたところでもあります。とりわけ、人の名前を呼ぶのも躊躇うくらいコミュニケーションには不安がありますし、自分から学生時代の友人にLINEを送るのも私にとってはとても勇気がいるしエネルギーを使うことなのです。これらに関しては歳を重ねるごとにマシになってきている感じはありますが、現状に甘えることなく少しずつでも改善しなければならない課題だと思っています。

また、作業を進める上でも苦労することが多いです。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、私を一言で表すと正しくそれなのです。細かいところばかりに気を取られ、全体像に目が行き届かず失敗を繰り返す。こんなことが数えきれないほどありました。最近は自分の中で「脱・木を見て森を見ず」というテーマを意識しているお陰で改善の兆しが見えてきました。

 

「アスペ」に負けず生きていくには

私としては「アスペだから〇〇できなーい」というのは違うと思っています。「苦手を全て解消しよう!」と無理をしすぎて周囲とのズレを深めてしまうのもダメですが、障害に甘えて言い訳を作ってできないことを増やしていくのは自分の成長につながりません。

自分のできることや得意なことから一つずつコツコツとやっていけば苦手なことが少しずつ解消されていくかも知れません。本気で苦手を解消しようと思うのならとにかく肩肘を張らずにできることからマイペースにやっていくしかないと思います。

私ももう子どもではありませんし、一人で生きていかなければならない年齢です。まだまだ「自立」の意識が芽生えていないように感じるので、仕事・日常生活を通じて色々な経験をして壁にぶつかってでも日々成長していく所存です。

 

最後に

この世の中には発達障害が原因でコミュニケーションに苦しみ、周囲とのズレが生じたり他人の誤解を招いて苦しんでいる人が沢山います。私から言いたいのは、決してこのような人たちをからかってほしくないということ。彼ら/彼女たちは好きでこうなった訳ではないですし、ご本人も「生きづらさ」を感じながら毎日苦労して生きています。このような人たちを第一印象や先入観だけで批判したり揶揄するのはやめてほしい。批判したり揶揄する前に一度本人の立場に立って考えてみてほしい。私も今まで何度もこのような経験をしているので、発達障害の方が周りにいましたら是非ともご理解いただきたいと思います。

 

シリアスな内容ですみません。一度自分が考えていることや悩んでいることをぶつけたかったのです。自分なりの考えなので批判もあるかと思いますが、なんせ見てくださる方がとても少ないのでそれを恐れるのも杞憂でしょうか。

では、この辺で締めることとします。また次回、ごきげんよう

【新企画?】大阪難読地名制覇の旅

皆さんこんにちは。コロナくんは本当に厄介ですね。今風の言葉を使うと「ぴえん」でございます。遠出好きな私にとってはまたストレスの溜まる日々が始まりました。

生活に制限がかかる中、とある企画を始動します。名付けて

「大阪難読地名制覇の旅」

かれこれ20数年間大阪に住んでいますが、未だに知らない土地もたくさんあります。そこで、今回のコロナ禍で遠方に行けない状況を逆手にとり初見で読めないであろう大阪の難読地名を実在に訪問し、攻略していこうと思います。

今回難読地名の収集にあたり、下記サイトを参考とさせていただきます。

大阪府の難読地名ランキングTOP60 - gooランキング

全部で60個ありますが、難読市町村名は除外します。また、この企画のルールは以下の通りとさせていただきます。

  • 移動には公共交通機関を使用するが、マスク着用や手洗い・うがい、手指の消毒など感染防止対策を最大限に行う。
  • 近場ならば出来るだけ自転車(以前の記事で紹介したクロスバイク)で移動する。
  • ルーレットのアプリを回して目的地を決めることを基本とするが、他の用事ついでに近くに立ち寄った場合はルーレットを回さずに直接行ってもOK。
  • 難読地名攻略の証として、必ず一枚は「地名表示板」を撮影する。

このようなルールのもと、大阪の難読地名制覇を目指します。なお、すでに3か所の難読地名を攻略しましたので、今回はその様子を紹介します。

 

住道矢田(2020.7.18訪問)

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  • 所在地:大阪市東住吉区
  • 読み方:すんじやた
  • 到達難易度:★★⭐︎⭐︎⭐︎
  • 初見殺し度:★★★⭐︎⭐︎

※到達難易度・初見殺し度は私の主観です。

記念すべき一か所目は東住吉区の「住道矢田」へ。天王寺に買い物へ行ったついでに訪問しました。アクセスとしては、天王寺から大阪市バスで住道矢田行きにおよそ30分乗車したところにあります。付近にはバスの他にも近鉄南大阪線の矢田駅がありますが、ピンポイントで行くにはバスの方を利用した方が良いでしょう。

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地図からもわかるように、大和川沿いに位置する街ですので川を超えると松原市に入ります。しかし、近くに人が渡れる橋はないので行き来はなかなかハードです。(鉄道橋と高速道路の橋はあります)

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地名の由来も調べてみました。話は古墳時代まで遡り、中国からの使者を迎え入れるために開通された住吉の津から大和国への道(住吉道)の途中にあり、名前も住吉道→住道(すみみち)というふうに簡略化され、それがなまって「すんじ」と読むようになった説があるそうです。

(地名の由来には諸説あります。他の難読地でも由来を解説していきますが、あくまで一説ですのでご承知おきください)

 

②杭全(2020.7.18訪問)

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  • 所在地:大阪市東住吉区
  • 読み方:くまた
  • 到達難易度:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 初見殺し度:★★★★⭐︎

続いては住道矢田と同じく東住吉区に位置する「杭全」です。先ほどの住道矢田からバス一本で行けるので帰りに立ち寄りました。交通アクセスとしては、JR関西本線東部市場前駅が最寄りとなります。また、近くにはJR貨物百済貨物ターミナルもあります。「百済」というのも十分読むの難しいですよね…?

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位置的には天王寺から僅か一駅の場所ですので、アクセスには不自由しないかと思います。

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百済貨物ターミナル(2020年3月に撮影)

さて、由来の解説です。この地域の西側を流れる今川の氾濫を防ぐため、「杭を打ち、全てが終わった」ことに由来する説が濃厚だと言われています。そこからどう「くまた」と読んだかはわかりかねますが、先程の住道矢田に比べるとかなりシンプルな由来だと思います。

 

御幣島(2020.7.23訪問)

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  • 所在地:大阪市西淀川区
  • 読み方:みてじま
  • 到達難易度:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 初見殺し度:★★★★★

JR東西線の駅にもある「御幣島」。私の初見がいつなのかも覚えていないので、もしかすると物心ついた頃には「みてじま」と読めていたのかもしれません。アクセスとしては、JR東西線の北新地から3駅のところ。要するに梅田エリアのほぼ目と鼻の先と言っても過言ではないような場所にあります。ちなみに、連休中に自宅から芦屋までサイクリングする機会があり、その帰りに立ち寄りました。ちょうどここに着いたタイミングでそこそこの雨に降られ大変でした。

周囲は工場と住宅が立ち並んでいます。西淀川区は工場地帯というイメージがありますが、ほぼそのイメージの通りでした。しかし、海辺に近づくと工場の数はここの比にならないくらい多くなりますので、この辺りは比較的普通の街といった印象でした。

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さて、由来の解説といきましょう。御幣島はその名の通りかつては「幣帛島(へいはくじま)」という島だったと考えられています。話はこれまた古墳時代まで遡り、神功皇后という皇族が朝鮮半島新羅高句麗百済から朝貢の約束を果たしました。その帰路で立ち寄ったこの島に御幣(神道の祭祀に用いられる道具)を調整し、国の安泰を願ったと言われています。「ごへいじま」と読まれていたのが「みへいじま」となり、それがなまって「みてじま」となったようです。

 

最後に

長年大阪に住んでいますが、まだまだ知らない土地があるものです。今回の企画は大阪を知るいい勉強にもなっているので今後が楽しみです。自分の住んでいるエリアの中で行ったことのない土地に出かけ、その由来を知るというのはなかなかできそうでできない体験だと思います。

今回は3ヶ所で終了しましたが、次回の訪問地を決めましょう。ルーレットを回します。

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次回は「誉田」からスタート。さて、なんと読むでしょうか。次回までに考えておいてください。お楽しみに!

 

【出典】

当ブログ開設から(約)一年

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こんにちは。こんな小さなブログをご覧頂き、心より感謝申し上げます。

題名にもあります通り、当ブログは皆様のお陰をもちまして7/8で開設から1年を迎えることができました。正確に言いますと「初回記事投稿から一年」ですが、この日を『開設記念日』とします。今回は当ブログにおける1年間の歩み、今後の方針についてまとめていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

開設当時について

私がこのブログを始めた理由の一つとして、「自分のやったこと(主に趣味のこと)を記憶だけでなく、記録に残したい」というのがあります。例えば旅先で撮った写真がそうです。人間というのは頭の中だけではどうしても忘れていく生物ですから、その時の情景を映し出すものやその時の心情を記録として残すのです。そうすれば月日が経っても「こんなことをしたな」などと思い出を『蘇らせる』ことができるかと思い、記録を残す手段の一つとして当ブログを開設した次第です。

ただ、ブログというフィールドを使っている訳ですから当然読者の方々がいらっしゃいます。単に旅の備忘録的なものとして使うのではなく、見てくださっている方々に少しでも楽しんでいただけるような内容にするよう努力しています。しかし文章力や語彙力が乏しいため、読者の皆様に伝わりにくい書き方をしていると感じることが多々ありますので、伝わるような書き方ができるよう引き続き努めていきます。

ちなみにもう一つ。このブログでペンネームとして名乗っている"Konpei"ですが、かつて友人から呼ばれたにも関わらず全く定着しなかったあだ名をそのまま転用しました。いつかどこかで言っておきたかったので、この場を借りて。

 

1年間の振り返り

ここからはブログ開設から1年間の振り返りをしたいと思います。旅行関係の記事だけではなく、私が日常において思うことなども投稿させていただきました。そんなこんなで投稿した記事の数は33件。その中でも私の印象に残る記事を取り上げます。

 

【大失態】乗車券のネット予約には気をつけよう - Konpei’s TRAVEL

開設直後にやらかしたミスに関する記事です。「こんなミスするようじゃ特急に乗る資格などない」というくらいまで猛省しました。以来特急券のネット予約の際は指差し確認を欠かさず行うようになりました。

 

【四国の車窓から】Part.2 踊る阿呆に見る阿呆 - Konpei’s TRAVEL

四国編のPart.2です。投稿の間隔が空いてしまったことに憤り、書き出しの部分で取り乱してしまっております。当ブログ屈指の黒歴史回です。

 

【独り言】「私」という人間 - Konpei’s TRAVEL

精神が不安定な時に投稿した回です。どうやらそれなりの閲覧数があったようで驚いています。この時を境により自分と向き合うようになったと思います。

 

【四国の車窓から】最終回 文学の街、松山! - Konpei’s TRAVEL

四国回の最終回。何を思ったか親知らずを抜歯した日の夕方に書き始め、翌日に投稿しました。結果、投稿日時点で注目記事ランキングの2位にまで登り詰めています。

 

【3ヶ月半の闘い】親知らず抜歯記 - Konpei’s TRAVEL

親知らずとの闘いの記録。注目記事ランキング堂々の1位に輝いています。今から抜く人の恐怖心を煽ってしまったら申し訳ありません。

 

【ゲーム実況?】都道府県パズルをやってみた - Konpei’s TRAVEL

自粛期間中に見つけたスマホゲームの紹介。我慢強さに自信のある方は是非プレイしてみてください。

 

印象に残る記事については以上です。この他にも記事は投稿していますので、是非チェックしてみてください。

 

今後の方針について(再度掲載)

先日の記事におきまして、コロナ禍の中で外出する際の個人的指針を紹介しました。あれから月日が経ちましたが、状況は再度悪化しつつあります。関東を中心に感染者数が増加しています。陽性率や重症率を見ますとそこまで高くはありませんが、この増え方だと医療機関の逼迫も懸念されます。

 

  • 外出には公共交通機関を使うことが多いため、当面は隣接府県の往来のみ。隣接府県でも基準を100kmとし、100kmを超える移動は状況を見て慎重に判断。(100km:直線距離での100km)

→続行の予定です。しかし、隣接していない滋賀県への移動については解禁する予定ですので、「隣接府県」を「近畿圏内」に変えます。(三重県は東海地方にカウント)

  • 7月中旬〜8月上旬にかけて全国的な感染者数の顕著な増加がなければ隣接地方(東海・北陸地方、中国・四国地方)への移動を解禁。

→当面見送ります。全国的な感染拡大が避けられそうにない状況にある為です。

  • 電車・バスなど交通機関から降りたら手洗い・うがいを徹底する。消毒液は必携とする。

→継続して行います。うつらない・うつさない努力を続けてまいります。

 

7月22日からはどうやら政府による「GO TO キャンペーン」なるものが始動するようですが、私はしばらく制限をかけながらの外出を継続します。ただし、感染者数に減少傾向が見られたら一瞬の隙を突いて近畿圏外に出かけることもあるかもしれません。逆にさらに状況が悪化し、自治体から外出自粛要請が出されたらそれに従います。引き続き、今後の動きを注視していきます。

 

最後になりましたが、一つずつ積み重ねて少しでも長く続けられるよう努力してまいります。今後もマイペースに更新するので頻度はバラバラですが、どうぞ宜しくお願いします!

【黒部ダム】史上最速早起きの旅⁉︎

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皆さんこんにちは。今更ながら「鬼滅の刃」のアニメを見始めました。いわゆる「一気見」というのが苦手ですぐに飽きてしまうので、それを避けるために一日一話ペースで見ていますが凄く面白いです。

さて、恐らく以前に予告しました黒部ダムに行った時のお話です。行ったのは2年前、2018年の7月。目的地への長い道のりを経て見た景色は最高でした。それでは、今回もよろしくお願いします!

 

起床時刻は4:30!

2018年7月21日、時刻は午前4:30。この時間に起きるのは極めて稀なことです。仕事でたまに5時前後に起きることはありましたが、プライベートでここまでの早起きをしたのは初めてかもしれません。仕事の早起きとは違い、目覚めはすこぶる良いです。

身支度を済ませ、5時前ごろに自宅を出発。新大阪駅に着いてもまだ5時半前。なんと、自動改札すら開いていません。上下線とも始発が6時ちょうどに出るので、それに合わせて改札が開く仕様になっているようです。

そして、始発の新幹線で名古屋へ。そして同じく始発の特急「しなの」に乗り換えます。名古屋に着いてもまだ7時前。普通の休日ならこの時間は余裕で寝ています。

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これで長野県は松本まで向かいます。「しなの」には初めて乗りましたが、カーブが多いにも関わらずほぼ減速することなく通過します。カーブが多いところだと酔ってしまう方も多いですが、三半規管の強さに定評がある私にとっては景色を見ていて非常に気持ちが良かったです。

 

黒部ダムへの「玄関口」へ

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松本からは各停に乗り換え、信濃大町へ向かいます。この日は恐らく夏休みに入って初めての土日。さらに青春18きっぷで旅行される方も多く、車内は混雑。私は当然立ち席です。車掌さんが検札に来られるのですが、私の順番が回ってくるまで相当の時間がかかりました。2両編成の電車なのでそこまでかからないだろうとは思っていましたが、予想外でした。

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電車は1時間ほどで信濃大町に到着。時間はまだ10時半にもなっていません。ここからはバスに乗り換えるのですが、喉が乾いた上に財布の中身が心許なかったので駅から歩いておよそ15分のところにあるコンビニへ。軍資金と飲み物を補充して街をぶらぶらしつつ再び駅に戻ります。

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信濃大町からはバスでトロリーバスの乗り場がある扇沢へ向かいます。なんとバスからバスへの乗り継ぎです。早起きで朝ごはんもろくに食べていなかったので、車内で長野名物「おやき」を食べます。小腹が空いた時にちょうどいい量です。

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(ごめんなさい、本体が写ってません)

バスでこれまたクネクネした山道を登りますと扇沢に到着です。

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「伝説の」トロリーバス

扇沢からはついにトロリーバスに乗車します。実は黒部ダムを見るのと同じくらい楽しみにしていました。

トロリーバスは普通のバスとは違い、車両上部に電車についているパンタグラフのような「トロリーポール」が付いています。そして電車と同じように架線から電気を動力として集めて動くのです。かつては日本でも「建設費が安い」「排気ガスを出さない」という利点から都市部などで運転されていましたが、自動車の増加などが理由で1970年代までにほとんどが廃止されてしまいました。

そんな中、2018年時点で残っているトロリーバスがこの関電トンネル(扇沢黒部ダム)を走るものと、立山トンネル(大観峰〜室堂)を走るものの2つ。関電トンネルのトロリーバスに至っては2019年で引退し、電気バスに転換しました。そのため、現在現役で活躍しているのは立山トンネルのトロリーバスのみとなりました。今回は関電トンネルのトロリーバスに乗車します。

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↑関電トンネルを走るトロリーバスを車内から

トロリーバスは架線を敷いた専用道路を走行します。ここで驚いたのが、走行音が車というより電車に近いことでした。運転士はハンドルを握っているはずなのに電車の音がするのは違和感ありありでしたが、初めての体験で乗っていてとても楽しかったです。

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関電トンネルトロリーバス

大人1,570円(往復2,610円)

 

壮大!豪快! 黒部ダム

トロリーバス黒部ダムの駅に着いた頃にはもう12時を回っていました。自宅を出てすでに6時間を超えました。

さて、黒部ダムがある「黒部川第四水力発電所」は1956年に工事が始まり、1963年に完成しました。関西電力が戦後の経済復興による「関西の電力不足」という問題を解決するために工事が始まり、7年もの歳月をかけて完成したのです。先程出てきた「関電トンネル」は、工事着手と同時に掘削が始まった資材輸送路の一部です。

先人がこれほどの年月と労力をかけたということを考えると、人間の手でこんな大掛かりなものを作ることができるということに驚かれされます。7年の建設工事の中で170人にものぼる作業員の方がお亡くなりになられたというのが工事の過酷さを物語っています。それでは、そんな先人たちの努力の結晶をご覧いただきましょう。

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一体何リットルもの水を放出しているのでしょう。これが私たちが住む関西の電気を生み出していると考えるとなんだか不思議ですね。

黒部ダムからは黒部湖・立山連峰を一望できます。また、高低差もあり我々が移動できる一番高いところから一番低いところまで(展望台〜新展望広場)の差が350mほどあります。様々な角度から色々な景色が見られるのが黒部ダムのいいところではないかと思います。

そして、いい感じにお腹が空いたので昼食に。名物の黒部ダムカレーを食べます。

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ライスがえん堰でルーが黒部湖を表しており、とてもユニークな一品です。味で勝負も良いですが、インパクトある見た目で人々を惹きつけられるのもご当地グルメの醍醐味なのかもしれません。ちなみに、「日本ダムカレー協会」という組織が存在するそうです(笑)

 

ダムだけじゃない黒部ダム周辺

昼食の後、かの有名な立山黒部アルペンルートを途中まで行ってみることにします。本気を出せばここから富山まで抜けることができるのですが、この日の宿を長野側にとったのでそれは叶いません。

黒部ダムのえん堰の上を歩くことおよそ15分、黒部ケーブルカー黒部湖駅に到着。ここから「黒部平」というところまでケーブルカーに乗車します。

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写真は降りてきたときのものですが、関西圏でみるケーブルカーよりもなんだか傾斜がキツい感じがします。この黒部ケーブルカーは日本で唯一、全線地下を走るケーブルカーだそうです。

黒部ケーブルカー

大人870円(往復1,320円)

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黒部平に到着です。山頂に目を向けてみるとまだ雪が残っています。ここから見えるロープウェイに乗ると大観峰へ、大観峰から立山トンネルトロリーバスに乗ると室堂に行くことができます。そしてさらに室堂から立山高原バスに乗ると有名な雪の大谷を通って美女平、美女平からケーブルカーに乗ってようやく富山地鉄立山駅にたどり着くことができます。長野から富山まで抜けようとするとトータルで3時間以上かかるのです。大阪からこのルートで富山に行こうと思えば丸一日かかる計算です。今度富山に行く時は一度このルートを使って行こうかなと思います。なかなか無謀な挑戦ですが…

黒部平から黒部ダムに戻り、ダム周辺をゆっくりとみることにします。ケーブルカーの黒部湖駅近くには、こんな吊り橋が。

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ゲームに出てきそうな風景でした。今更になってですが、黒部湖は遊覧船で見て回れるのでそれに乗ればよかったなあと思いました。観光ってお金を気にして勿体ぶったら後悔しますよね…

 

黒部ダムを後にして…

結局のところ、黒部ダムには3時間ほど滞在。もっと味わいたいところですが、ここらへんで黒部ダムに別れを告げます。帰りにトロリーバスが綺麗に撮れたのでもう一度。

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そして行きと同じルートで信濃大町へ戻ります。ここから宿のある上諏訪まで再び電車の旅です。

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珍しげな電車が来ました。リゾートビューふるさとという電車だそうです。松本までの乗車でしたが、座席がかなり大きく乗り心地が最高でした。グリーン車の座席といい勝負です。

そして、上諏訪に到着。夕暮れ時の諏訪湖の雰囲気がとても静かで落ち着いていて日中の疲れを癒します。

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夕飯は宿の近くのラーメン屋「ラーメンまるなか」へ。見た目は完全な「二郎系」なんですが、私でも食べられるぐらいの量で「二郎系」特有の複雑なオーダーも必要ありません。私としては今度近くに寄った際にはもう一度行きたいと思うぐらい美味しかったです。

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宿に戻って晩酌をしてこの日は終了。眠気が頂点に達していました。

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人生初の山梨へ!!

今回なぜ一泊したのか。「早起きなのに日帰りしたら死んでまうやろ!」というのというのが本音です。2日目の内容など一切考えていませんでした。しかし、何もせずに帰るのはおかしい。そこで思いついたのが「山梨の地に足を踏み入れる」ことです。実は山梨、この時点では未踏の地だったのです。山梨はこの時いた長野の隣、47都道府県制覇を目指す私にとって、このチャンスを逃す手はないでしょう。2日目は超弾丸山梨観光に決定!

そして2日目。朝の諏訪湖は大変綺麗で非常に気持ちが良いです。

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上諏訪の駅でジュースを買い、特急あずさで甲府へ。

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甲府に到着。初の山梨上陸ですが、感覚的に大阪より暑く感じます。

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甲府城跡のある舞鶴城公園をブラブラします。入場料も無料です。嬉しいですね。しかしとんでもなく暑いです。海なし県、恐るべし…(悪口ではございません!)

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そして、甲斐国山梨の象徴といえばこの人物!

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甲府駅南口にある武田信玄公の銅像を拝んだ後、帰阪の準備をします。滞在時間1時間強、まさに弾丸。さようなら甲府。また来ます。

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そして、帰りの電車の中で駅弁を食べます。「山賊焼」という長野の郷土料理です。

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ちなみに、この中に入っているわさび漬けを一口で放り込んでしまい超絶悶絶したのは今となっては良い思い出です。恥ずかしながら見た目的にポテトサラダみたいなもんだと思ってました。これにて長くて濃い二日間が終わりました。

 

まとめ

黒部ダムマイナスイオンをたっぷりと浴び、人生初の山梨にも訪問できた。文句なしに充実した内容だったと思います。

黒部ダムに関しては、我々の生活に必要不可欠なものを生み出しているにも関わらず、観光資源としての役割を果たしているので素晴らしいスポットだと思いました。今度は是非とも立山黒部アルペンルートを全区間踏破してみたいです。

そして、人生初の山梨。滞在時間は1時間強しかありませんでしたが、行ったことのない土地に足を踏み入れるのはいつだってワクワクします。今回は甲府だけでしたが、いずれかは富士山付近にも行ってみたいです。それにしても、あの暑さは本当に予想外でした……

 

という訳で、今回はここまで。次回からは新シリーズ、宮城・岩手への旅の様子です。数多くの歴史的観光地を訪ねます。乞うご期待!

それでは、皆さんごきげんよう!!

【独り言】コロナ禍との向き合い方

こんにちは。緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻りつつあります。しかし、まだウイルスとの戦いは終わっておらず、しばらくは感染防止対策をとりながら日常生活を送ることになりそうです。

そこで今回は私なりに考える「新たな日常」についてすごく簡単にお話ししていきます。

  • 「正しい怖がり方」とは何か
  • 今後の行動指針について

の2つを中心にお話したいと思います。あくまで私個人の考えですので、あまり参考にしない方が良いと思います。よろしくお願いします。

 

「正しい怖がり方」とは?

コロナウイルス関係のニュースを見ていると、専門家や政治家の方が「正しく怖がることが大事」とよくおっしゃっていました。私自身の考えとしては「過剰に怯えすぎてもダメ」だし、「油断しすぎてもダメ」ということだと解釈しています。

まず、「過剰に怯える」ことについて。今回のコロナウイルスは未知のウイルスということもあり、素人では予測ができない(専門家ですら予測できない)ことが多いです。それ故に不安から「日本の感染者や死者数もアメリカ並みになる」などと言った大袈裟ともとれる意見が多くありました。また、感染者数が下火になりつつある現在も感染者ゼロが続いていた地域で1人感染者が出ただけで「また自粛生活か」という意見もSNS上で見受けられます。

私もこのような意見に流されそうになり、ネガティブに考えてしまうことがありますので、このような意見を全否定するわけにはいきません。しかし、少し状況が変化した程度で大袈裟に反応してしまうのはオーバーではないかと考えます(持病がある方がおっしゃるなら話は別ですが)。特に「自粛生活に逆戻りや」という意見については、言い方が悪いですが自粛要請を緩めたらある程度の感染者数が出るというのは仕方のないことだと思います。感染者ゼロというのは都市封鎖でもしない限り不可能なことです。感染者が複数人出る状況が長く続けば外出等の頻度を下げるという行動をとらなければなりませんが、たった一日・たった一回のみの結果で一喜一憂するのは正しいリアクションではないと考えます。

 

続いて「油断しすぎてもダメ」。当然のことですが、感染者数が減ったからと言って何も対策を取らず外出するなど感染リスクが高い行動を取ってはなりません。感染者数が下火な状況でもマスクを着用したり、手洗い・うがいを欠かさない、三密を避けるなど当たり前のことをしていくことが重要なことだと考えています。ただしマスクに関しては夏場ですので、熱中症にならないよう不必要な場面ならば外しても良いかと思います。

緩めるべき項目と警戒を続けるべき項目の線引きが非常に難しいのがこの新型コロナウイルスの面倒なところだと思います。

 

今後の行動について

正直なところ私も遠出をしないと落ち着かない性分ですので、県またぎの移動が解禁される6月19日以降は段階的に行動の制限を緩めていこうと考えています。ただし、いくつかの条件のもと感染予防対策をとりながらの行動をとっていきたいと考えています。

  • 外出には公共交通機関を使うことが多いため、当面は隣接府県の往来のみ。隣接府県でも基準を100km(※)とし、100kmを超える移動は状況を見て慎重に判断。

※100km=「自宅〜目的地までの直線距離」とします。(2020.7.4加筆)

  • 7月中旬〜8月上旬にかけて全国的な感染者数の顕著な増加がなければ隣接地方(東海・北陸地方、中国・四国地方)への移動を解禁。
  • 電車・バスなど交通機関から降りたら手洗い・うがいを徹底する。消毒液は必携とする。

補足ですが、今後はレンタカーなど自動車での移動も検討しています。プライベートで車を運転することなどほぼないので、運転する場合は当然安全運転に努めなければなりません。

 

今後については、世間の感染拡大状況を見極めながら行動をとっていくつもりです。状況を見て柔軟な行動を取っていかないといけませんね。「制限がある中でどう楽しむか」。難しいことですが、意識しながら新たな日常を送っていきたいものです。

では、今回はこの辺りで失礼します。ごきげんよう